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プロフィール

ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

HP復活から

カーボンロッドの作り方と耐久性

追悼番組 ~ Golden Wing GW 70C-MH を悼む

我が長年の愛機:GW 70C-MH が折れた。そのいきさつは 「さらば 我がGolden Wing 」をご覧戴きたいが、ここではカーボンファイバーロッドの特性について論じて行きたい。

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カーボンファイバーロッドの耐久性を論じるには、その作り方を学ばねばならない。
素材は言うまでもなくカーボンファイバー、正しくは CFRP, Carbon-Fiber-Reinforced Plastics、日本語訳すれば「炭素繊維強化プラスチック」。つまりあれはあくまでプラスチックが主材料であり、カーボンファイバーは補強材なのだ。まずはこの素材の生い立ちから追っていこう。
CFRPは例えれば鉄筋コンクリートのコンクリがプラスチックで、鉄筋がカーボンファイバーにあたる。そのプラスチックとはエポキシ樹脂やフェノール樹脂、どこにでも転がっている汎用のプラスチックだ。これは決して無敵の材料ではない。劣化もすれば寿命もある。つまりカーボンファイバーロッドにも寿命はあるのだ。そしてこれらプラスチックは軽くて加工しやすい材料だが、弾性も強度も低い。プラスチックだけではロッドの材料にも自動車の材料にもならない。そこでカーボンファイバーが登場する。

カーボンファイバーとは樹脂繊維を高温(1000℃くらい)で焼結して(燃やすのではない。無酸素状態で炭化させる)、炭素の鎖にしたもの。軽く強くしなやか。これを束ねて重ねて編み込んで、所望の方向の強さと弾性を与え、その周りをプラスチックで固めていく。何層ものカーボンファイバーを重ねて成形していくことで、薄いCFRPのシートができる。これがロッドの原材料だ。CFRPを生産しているのは三菱樹脂やクレハなどの化学メーカー。ロッドのメーカーはこのシートを購入してロッドに加工しているのだ。


カーボンファイバーロッドの製造方法を知るはこの動画を見るのが手っ取り早い。
  「ロッドの作り方

これはダイワのロッド生産工程の動画だ。まとめると
1) CFRPを所定の大きさにカットする。
2) 鉄芯の周りにCFRPを巻き付け、筒状にする。
3) 過熱しCFRPを筒状に成形する。
4) 塗装等のデコレーションを施す。

いとも簡単。少なくとも簡単に見える。ロッドをブランクスから生産している釣り具メーカーは、主要企業を除いては数社レベルしかないのだが、やろうと思えばできるんじゃない? というレベルに感じた。何より日本一の釣り具メーカーのダイワの工程がこの動画のレベルなのに驚き。めちゃくちゃアナログだよね。これで工程管理とか品質の安定性とか確保できているのかな。そこはもう職人技の世界になっているのかもしれない。だからメーカーが少ないのかも。。。


さて本題の「カーボンファイバーロッドの耐久性」に話を進めよう。
もう結論は出てしまっているのだが、カーボンファイバーロッドの特性を列記すると、
1) 軽く強く弾性が高い。
2) 疲労特性に優れ、クリープしにくい。
3) 耐衝撃性が低い。異方性を持つ。
4) 高温高湿下でプラスチック母材が劣化する


そう3)4)が問題なのだ。特に3)の異方性と耐衝撃性。
異方性とは何か? CFRPは繊維を重ねて成形しているため、繊維の長手方向の引張強度や曲げ強度は非常に強い。一方で炭素繊維を剥がすような横方向への強度は非常に低くなる。例えばカーボンファイバーロッドを引っ張って引きちぎろうとしたら、まあ無理だね。どんなに細いロットチップでもできない。一方でロッドを踏んづけたら?いとも簡単に破壊する。異方性とはそう言う事だ。
もう一つ弱い方向が、炭素繊維を座屈させるような力。つまりロッドを引っ張るのではなく、縮めるような力。これもカーボンファイバーの強さを引き出すことができず、簡単に破壊に至る。

そう、これをやってしまったのだ。ロッドを踏んづけるのと同様に、いとも簡単に壊れてしまう。気を付けてね。
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もう一つの「高温高湿に弱い」については、メーカーではロッド表面に塗装を施すことで対策している。CFRP素材に湿度が触れないようにすれば、寿命は延びる。しかし塗装も劣化する。私の愛機もよく見ると、塗装表面がもう劣化して細かな傷が発生していた。ここから吸湿すればCFRPの強度は落ちていく。

そして大切なのは釣りに行った後のメンテナンス。難しいことではない。
・ よく洗い、よく乾燥させること。
特にロッドの内側は塗装もされていない。実釣後は海水や汚れを良く洗い落として乾燥させることが、愛竿を長持ちさせるコツだ。

さらば我が Golden Wing

ロッドが折れた。

正しくは、折ってしまった。
カーボンファイバーロッドの特性については承知しているつもりだったが、ついやってはいけない事をやってしまった。
モノはピッチング・フリッピング用に使っていた Fenwic の Golden Wing GW70C-MH。お気に入りの1本だ。かれこれ10年は使っている。

これのトップガイドと2ndの間をポキリと。
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状況を説明しよう。
オカッパリで千本杭を撃っていくのにこのロッドを使っていた。そんな所で使うなって?テンポよく撃っていくのに都合がいいし、ヒットしたバスを杭から引きはがすのにも有効なので、私は使っている。
で、その時は使っていた重めのラバシを杭に掛けてしまった。かなり手元で。

普通はやらない。普段はそんな事はしないのだが、その時はバスの反応が無かったり、その他諸々のちとイラっとする出来事があって、目の前で根掛りしたラバジを回収すべくロッドを水中に突っ込んだ。カチリ、トップがラバジに当たった。
取れそうだな。そう思った。軽く2,3回、ロッドの先を動かした。ラバジが動くのを感じる。さらに2,3回。だめだ。そこで諦めればよかったんだよ。でもその時はなぜか、トップを強引に底の方に押し込んでフックを外そうとしてしまった。それもかなり鋭角的な動きで。
ポキッ、わが Golden Wing はいとも簡単に折れた。フックは外れたよ。でも水から現れたのは、悲しげにラバジに絡まったトップガイド。。。

ここで反省すべきは、カーボンファイバーロッドに対してやってはいけない事を思わずやってしまったこと。例えば
・カーボンファイバー(CFRP, Carbon-Fiber-Reinforced Plastics)は、衝撃に弱い。
・当然だが、細い先端部ほど弱くなる。
・CFRPには寿命がある。

その破断部がこれだ。
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折れてささくれたカーボンファイバーと、表面の割れた塗装が確認できる。

10年も使えばロッドは劣化してくるが、目に見えて劣化が進んだと言う感覚はなかった。でもやはり強度は落ちていたと言う事なのだ。
ではカーボンファイバーロッドはどのように劣化するのか?次回はそれを調べてみよう。

必殺リグ ~ 爆笑編

人と同じことをやらない。

俺の哲学だ。人と同じポイントを狙わないし、人と同じ釣り方をしない。だってその方が確率が上がるでしょ。なのでリグも同じことをやりたくない。
ここに掲げるのはそんな俺の必殺リグ! 誰もやらないなら俺がやる!!

(1) ラバジ胴付
読んで字のごとく、ラバジを錘代わりにしてその上にたくさんのルアーを胴付仕掛け的にぶら下げる。ダウンショットの錘をラバジにするだけでも効果あり。
メリット:上から下までのレンジを広く探れる。
     どのルアーがその時のキーになるか一発で分かる。
デメリット:人に見られるとバカにされる。
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(2) クランクヒコーキ
トローリングでやるヒコーキにクランクやバイブレーションを使う。バイブの波動に誘われたバスが後ろのワームにヒット!するはず。
メリット:やる気のないバスでも振り向かせる。
デメリット:クランクにフックを付けると100%糸が絡む。
      cla_calo.jpg

(3) ルアー天秤
これまた文字通り天秤仕掛けに2つのルアーを付ける。1つはフローティング系プラグ。もう1つはワームがお勧め。天秤は大き目にしないと絡む。投げ方をマスターすれば大丈夫。
メリット:バスの注目度大!
デメリット:投げる時、カッコ悪い。
天秤

(4) パワーボム
クロダイのダンゴ釣である。さすがに撒き餌でダンゴを作るのは外道なので(ここまでで相当外道)ここは土ダンゴを使う。手で投げて着水時にバラバラにならない固さ。ダンゴが狙いのレンジに到達した頃を見計らってワンアクションすれば、土煙の中からワームがポワン。
メリット:軽いワームも遠投できる。
     バスのリアクションバイトを誘う。
デメリット:周囲の釣り人に嫌がられる。
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お気づきのようにどれもほぼレギュレーション違反である。が、別にプライベートで釣りをしているのに文句を言われる筋合いはない。第一この前、釣具屋に行ったら(3)のルアー用天秤なるものが売っていてびっくりした。それって俺を見ていたんじゃないのか? それに別に新製品なんか作らなくたって、海用仕掛けで十分だよ。

で、釣れるのかって?
釣れるのではない。釣るのだ!

本山博之さんのご冥福をお祈りします

ご本人のブログ本山博之さんが亡くなられた旨のご報告がありました。

近年は裏磐梯のスモールマウスバスのガイドとしてご活躍されていましたが、私の中ではトーナメントにおける「霞が浦の雄」のイメージが強く残ります。バスだけでなく渓流や海の釣り、いや釣りだけではなく山や川、自然を愛されていた事が伝わってくる人物でした。

ご冥福をお祈りいたします。


本山氏はまだ60歳になったばかり。早すぎます。
自分もオーバーラップしてきますが、バスフィッシング黎明期の釣り人は田辺哲男、沢村幸弘、下野正希、今江克隆・・・。みんな還暦を過ぎてしまった。

As time goes by ・・・

清水に魚住まずだぁ?

カンテレで放送された番組内容がYahoo Newsで配信されている。
  「大阪湾が『キレイ』すぎて…地元漁業に『深刻なダメージ』。一体なぜ??」

大阪湾の水、特に南方の海水が綺麗になって来たのは事実らしい。関西空港の付け根にある阪南市の海水浴場の水はかなり綺麗になったようだ。しかし合わせてその周辺の漁場での水揚げ量が激減したと言うのだ。その原因としてカンテレは以下の2点を挙げている。

(1) 工場排水や生活排水の浄化が進み、大阪湾に栄養分が流れ込まなくなった
(2) 関西空港神戸空港が建設されて、大阪湾奥への海流が変わってしまった

排水処理が進歩して水が綺麗になったから、魚が住めなくなったって?
おいおい、それじゃ工場も洗剤もなかった江戸時代の大阪湾には魚は居なかったってことかい? バカを言うんじゃない。
確かに排水は綺麗にして川に流すようになったが、それは「元に戻している」だけだ。「あるべき姿にしている」だけだ。大阪湾を豊かにしてきた有機物は別に工場排水から供給されて来たんじゃない。山や森や田畑を流れる川からだ。なぜそれらが歪められてしまったからだと思わない。

かつて様々な広葉樹で溢れていた関西の山や森は、今どうなっている。杉しか植わっていない。
堆肥による有機栽培(そんな言葉はなかったけどね)を営んでいた田畑は?殺虫剤と化学肥料をばらまき続けている。
そこから流れ出す川が昔のような豊かな海をもたらすとは思えない。

浄化され過ぎた水が大阪湾の魚を奪ったなど、妄想も甚だしい。

東京湾の事を思い返してほしい。東京湾も50年も前には工場排水と生活排水でドブのような有り様だった。その後の水質改善のよって多摩川や隅田川は綺麗に変身し、それにつれて東京湾の水もずいぶん綺麗になった。結果どうなった?
一時は絶滅したと言われたアナゴが戻り、横浜海の公園や三番瀬にはアサリが自生する。悪いことなんか何もない。水を綺麗にし過ぎたせいだなんて、とんでもない言いがかりだ。


(2)の方は納得できる。関西空港の付け根から対岸の淡路島までは約25km。そこに長さ5kmの関西空港島が出現した。これは何らかの海流の変化をもたらすだろう。普通に考えれば、湾奥と入口の海水の交換が妨げられるようになる。この記事が述べているように湾奥の有機物が南方の湾入口に降りてきにくくなる。有機物と同じく魚だって行き来しにくくなる。

大きく自然を変えようとすれば、自然からしっぺ返しを喰らう

「原理」でしょ。大阪湾でも起きたし諫早湾でも起きた。霞が浦の漁獲高激減だって利根川水門のためだ。
(詳しくは 「18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察」 参照)
これから辺野古でも東北の防護壁でも起きる。

もういい加減に学ぼうよ。

33.ベジテーションの攻略法を科学する

前回の「32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!」では、真夏の浮葉植物エリアは決しておいしいエリアではない事を紹介した。しかししかし、
「なに言ってんの。リリーパッドのフロッグは真夏の定番パターンでしょ。」
「びっしりと茂ったマツモをテキサスで撃ち抜く。過去に何回もバスを上げているよ。」
と言うお方も多かろう。

本当にそうだったのか?
これから述べるような Something else が加わってこその好ポイントだったのではなかったか?
自らの釣りをもう一度振り返って欲しい。

「32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!」のまとめを振り返ると、
浮葉性植物の下は一日中、低溶存酸素。特に早朝の中層部以下では酸欠状態となる。
沈水性植物であっても、明け方は溶存酸素量が低い。日照時間と共に酸素量が増してくる。
特に8月のベジテーションエリアはどこも酸欠状態だ。溶存酸素状態に弱いバスはベイトフィッシュを追わなくなる。

つまり浮遊植物の下にバスはいない。あるいはいても食餌行動を取らない。朝一のゴールデンタイムを水草エリアで過ごす事に意味はない、と言う事になる。

しかし一方で、
・夏の高水温時には浮葉性植物の下は日射を避けられ、かつ低水温となる。
・ベイトフィッシュは低溶存酸素状態に強く、水草エリアを“Refugia”(隠れ家)として潜んでいる

そう、ベジテーションの下にベイトはいるのだ。だから何かの要因によりここの低溶存酸素状態が解消されれば、バスはこのアリアに入り込みベイトを捕獲しようとする

その要因とは何か?

もう一度、「32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!」のデータを確認しよう。

32_図3
32_図4
(ラムサール条約湿地・片野鴨池の溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係,田尻ほか,伊豆沼内沼研究報告8号,pp23-34(2014)より)

図3の6月のデータでは表層部の溶存酸素量の時間変化が明瞭に現れており、かつ表層部に比べて中層部の低酸素状態がはっきりと見て取れる。対して図4の8月のデータでは表層部における溶存酸素量の時間変化が朝~夕へと高くなる様子がはっきり現れていない。更に定点1の中層部における不可解な溶存酸素量の変化。

これらについてはまず、このデータがたった1日のデータであることを認識しなければならない。その時の気象条件や水流の影響をたまたま受けた結果である可能性が大いにある。そしてそれこそが、ベジテーションエリア攻略の糸口になり得るのだ。


それは
 ①酸素を含んだ新鮮な水の流れが当たった時。
 ②強い風により表層水に空気=酸素が供給された時。
 ③強い雨により酸素を含んだ雨滴が降り注いだ時。
であろう。

①水流
元来、ヒシやアサザ等の浮葉植性物は流れの緩い所に生育する。これに自らの茎・葉による抵抗が加わり、浮葉性植物の密集エリアは水流が妨げられている。しかし降雨や川の増水、水門の開放等により周囲に水流が発生すれば、その影響により浮葉性植物エリアに新鮮な水が供給される場合がある。その時が狙いだ。
特に外縁部が狙い処となる。新鮮な水流が当たる面に水に導かれるように侵入したバスが、そこに潜んでいたベイトフィッシュを追うという場面が想像できるだろう。

また浮葉性植物エリアに小さなインレットがある、湧水があるといったポイントがあれば、まさに絶好のねらい目だ。時間を問わず狙ってみたい。

②風
図3、4の定点1に着目してもらいたい。特に8月のデータでは10~12時の中層部における溶存酸素量が急激に増大し、同時刻の表層部と同レベルにまで高まったもの、14時以降は低下した。
これはなんだ?

定点1は沈水性のマツモの生い茂るエリアだった。浮葉性植物エリアではないため、水面は外気に触れる。すなわち風が当たる。この時に強風が吹いて表層部の酸素を含む水と中層部以下の水が対流を起こせば、表層~中層の溶存酸素量は一時的に均一になり、中層部の酸素量は高まる。他の浮葉性植物の生えるエリアでは風が葉に邪魔されて対流を作らなかったのではないかと推察される。

「ちょっと待ってくれ。定点4は水草の生えないオープンエリアだったはずだ。6月になぜそこの酸素量が日照と同期して増えていくんだ?それに風の当たるオープンエリアの8月のデータになぜ同じ傾向が現れない?」

ごもっともなご意見です。しかし水草がなくても日照と共に酸素は増える。なぜか。
植物プランクトンがいるから。植物プランクトンもまた光合成により酸素を作り出すからに他ならない。だから6月のデータでは全測定地点において日照と同期した酸素量が現れた。8月においても多くの測定点で14時まで酸素量が増え、以後は漸減している。これはおそらく14時以後は日が陰ったと推察される。

ではなぜ8月の定点4のデータに定点1と同じ傾向が現れないか?
正直、よく分からない。あるいは定点1における現象も風によるものではなく、定点1エリアに限定した何かが起きていたのかもしれない。例えば明渠水路直近に位置する定点1に水路から流入があった。これは大いにありだし、①で述べた通り、そのようなポイントを見つけ出すべきだ。
例えば測定のためのボートの動きが水流を作ってしまった。こうなっちゃうともう真実はいずこの世界。考えてはいけないし、データを鵜呑みにしてはいけない好例となる。

風については浮葉性植物の種類によっても条件は変わってくるだろう。イボウキクサやアオウキクサ、ホテイアオイといったいわゆる浮草は、水流や風により吹き寄せられて群落を形成する。それらの群集エリアは風下であったり、流れの吹き溜まりであったりする。と言う事は浮草エリアの外縁部には新鮮な風もしくは水流が当たっている事になる。ここでもエッジがキモとなろう。
ヒシやアサザ、ハスなどは水底に根を下ろして水面に葉を広げているので、風に煽られることはないが、ここでも風面には溶存酸素の多い水が当たる事となるので、方向を定めて狙いたい。


③雨
理屈的には影響はあるのかも知れない。雨滴は数1000m上空からタップリ空気に触れながら地表に落下してくるのだから、溶存酸素量は十分だろう。しかし考えてみれば降雨量なんて相当な雨でも数10mm。水深1mのエリアなら全水量の1~2%が上乗せされるだけ。これで溶存酸素量が決定的に上昇するだろうか。
これが浮遊性植物のないオープンなエリアなら、雨滴による攪拌効果で酸素量が増えることも考えられるが、オニビシ等が水面をカバーした状態ではそれも期待できない。

スマルア技研の記事でも雨は釣果に影響しないというレポートがあった。それも考え合わせれば、あまり雨の影響はないかも。


どっちにしても、浮葉性植物エリアの真ん中、しかも水底を攻める積極的な理由は見当たらない。浮遊性植物が押し寄せている岸際も同様だ。そこに酸素なんてないよ。
狙うとすればそこにプラスされるSomethingがある場合だけだ。






続 琵琶湖の外来魚、捕獲量激減 ~ フナやモロコが獲れないのはバスのせい?

前回の「琵琶湖の外来魚、捕獲量激減」の裏には根強いバス=害魚論があることは自明。
改めて問う。



フナやホンモロコが獲れなくなったのはバスのせいなのか?
 
滋賀県のまとめた「滋賀県の水産業」によれば、琵琶湖の総漁獲量は昭和30年には10000t。50年代末まで5000t。平成に入って大幅に減少しH28年は外来魚を除き947tになった。その外来魚は約400tだ。内訳を見るとS30年には8000tであった貝類、主にシジミがH28年では53tと激減している。フナ類が836tからニゴロブナの52tへ、ホンモロコも250tから25tに減少した。一方、アユは461tで実はS30年代から変わらない。ワカサギに至ってはS30年の統計なしから66tとむしろ増えている。

これがある漁協に限ったデータでは
2011年の総漁獲量63tのうち、外来魚の捕獲量は50t。実に全漁獲量の約80%が外来魚なのだ。
 
では、フナが獲れなくなったのはバスの食害のためなのか?
OSK200901280059.jpg 

フナもバスも浅瀬で産卵し、稚魚時代はそのまま浅瀬で過ごし、成魚になった後は主に深場に移動する。特に冬季においては水深の深い場所を好む。なのでマクロにはフナとバスの生息域は重複する。
しかしミクロに見たら? 釣り人も漁師も知っている。フナの群れの中にバスがいる事は少なし、バスの群れの中のフナはもっと少ない。ゲンゴロウブナは沖合の表・中層で生活し、主として植物プランクトンを捕食する。ニゴロブナであれば沖合の中・低層で生活し、水底の底生動物、動物プランクトン、付着藻類を捕食する。即ち底面の土質は砂または泥の地域を好む。対してバスは? ハードボトムやストラクチャ廻り、泥の地域は嫌うはずだ。フナを狙ったポイントに定置網を仕掛けたらバスなんか掛からない。
 
そして現在の結果は? 漁獲量の8割が外来魚だ。それはフナが絶滅してバスしかいなくなったからじゃなく、バスを狙って網を仕掛けているからじゃないのか?
漁師にとって外来魚は憎き敵、根こそぎ獲りたくなるなる気持ちは分かる。そしてそれが獲れれば、県からの買取価格はフナの2倍だ。じゃあどっちを狙うか。自明であろう。
 
別に非難する気は毛頭ない。ただ県や研究機関はより深く事象を掘り下げてほしいだけだ。あたかも琵琶湖に生息する魚類の80%が外来魚になってしまったように書かれているが、その真実はどうなのか? 在来種が減少した真の原因は何なのか?
 
霞が浦水系の在来種激減ついては「18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察」で解説した通り、茨城県内水面水産試験場の調査報告として、その原因は外来種ではなく水質悪化と沿岸開発にあるとされている。本報告書にはバスのバの字も、ギルのギの字も出てこない。茨城県内水面水産試験場の研究者は冷静で公平な調査報告をしたのだ。ぜひ振り返って欲しい。

では琵琶湖の在来種は? いくつかの研究報告がなされていて、そこには水質悪化を主な原因とする文献も少なくない。しかし琵琶湖を管理し条例を制定する滋賀県の見解は、外来種による食害という事になっている。それは恣意的であり合理的なデータに基づく結論とは言い難い。
滋賀県自体も水質悪化という客観的事実に目をつぶることはできず、2015年発行の「琵琶湖の現状及び課題について」では
  • 1990年以降にCODが急増していること
  • 溶存珪酸が増加し珪藻類が激増していること
  • ・ オバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウ等の外来浮遊植物が湖面を覆う程増殖し水質を悪化させていること
を報告している。



外来種がどこにでもいていい訳はない。それは分かっている。何度も言うが私は合法違法に関わらず、これ以上バスの生息地を広げる事には反対だ。絶対数としてももっと少なくても良いと思っている。バス釣りはもっと難しくていいんだ
それら全てを認識した上で、それでも在来種減少の原因はバスであり、完全駆逐が必要だと。それはバスが増えたタイミングと、在来種の減ったタイミングが合致するというだけの理由だ。では上記のCODや外来植物の急増とは何の関係もないのか?


しかし日本全国に分布してしまったバスを絶滅させるなんて事は現実的に不可能だ。非現実的な目標を掲げたがために無駄な金と時間を費やした例が今までどれだけあったか考えてほしい。
 
そしてバスは生き物なんだということを再認識して欲しい。ウィルスや病原菌をまき散らす害虫でもなければ、人に危害を加える害獣でもない。そのバスを食べるでもなく食べさせるでもなく、単に殺して焼却する。よくて肥料がわりか。
外来魚を駆除する役目を負わせた琵琶湖ルールキッズの子供達には、どういう説明をしてバスを殺させているのかな。この魚は悪い奴で生きる資格がないんだって教えているのか?ナチスのユダヤ狩りと同じか
 
漁師たちは今のままで満足なのかな。漁に出るモチベーションを維持できるのかな。自分達は肥料を獲っているんだと思って今日も網を上げるのかな。


 
仮にバスを根絶やしにできた時が来て、それでもニゴロブナやホンモロコが帰ってこなかったら、初めて自分達の愚かさに気が付くんだろうか。やるべき事は他にあったんだと。
 
 





琵琶湖の外来魚、捕獲量激減

2018/8/21付け京都新聞に、今年の琵琶湖の外来魚捕獲量が例年に比べ激減しているとの記事が載った。

内容は、漁業者が7月までに捕獲したブルーギルブラックバスの捕獲量が過去最低の34tにとどまり、これは前年同時期の半分に満たないという。琵琶湖での外来魚捕獲量は2008年までは年間400t、2013年以降は200t前後となっている。県の推定している琵琶湖全体での外来魚生息量は1150t、その内バスは200t程度となっていて、生息量に大きな変化はない中で捕獲量が激減した事に困惑していると言う。

琵琶湖の外来魚駆除問題については「27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題」で取り上げた。
そこで衝撃を受けた現在の琵琶湖の魚業実態について繰り返すと、表1の通りだ。今の琵琶湖の漁業者の収入の約半分は外来魚駆除の補助金なのだ。より具体的には外来魚に対して県から300円/kgの補助金が出ている。ちなみに表1から計算した他の魚種のキロ単価は、鮎が824円、ワカサギが386円、フナが163円だった。漁業者にとってブルーギルやバスは十分割の合う獲物なのだ(失礼な言い方かもしれない)。

表1
(山内ら,水資源環境研究,Vol.26,1 (2013))

話を元に戻そう。京都新聞によれば外来魚の生息量は変わらないのに漁獲量は激減していると。その原因は何なのだろうか。いくつか仮説を立ててみよう。
(1) 外来魚の生息量が減っている
 湖沼における魚類の生息量予測法については今後取り上げようと思っているのだが、ちゃんと予測するためにはそれなりの手数と時間が必要になる。滋賀県には琵琶湖博物館や滋賀県水産試験場があり、それなりの精度の下に行われているのだろうが、水産試験場の行った「平成28 年秋における外来魚生息状況調査結果」を見てもデータは変動幅が大きく、ここからどのように琵琶湖全体の生息量を推定したのかがよく分からない。
これだけを見るとH28年のオオクチバスは激減だが、ブルーギルは前年の4倍だ。なのになぜ琵琶湖の外来魚生息量は微減なのか?

琵琶湖_図1
琵琶湖_図2
(平成28 年秋における外来魚生息状況調査結果, 田口ら)

(2) 外来魚が定置網に掛からなくなった
 「30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する」では定置網(エリ)周辺に生息するオオクチバスの行動をバイオテレメトリーにより追跡した。これによるとバスは夜をエリ周辺で過ごし、朝になると岸近くに移動する。
このバスはエリになんか掛かりゃしない。「続、バスの記憶は遺伝する」でも仮説を述べたが、より慎重でルアーや網に掛からない個体が増えているとしたら、定置網による漁獲量が減ってきても不思議ではない。

(3) 一時的に今年春の漁獲量が減っただけ
 (1)で紹介したデータでも年毎、エリア毎の生息数データのばらつきは大きい。それが今年の春の漁獲高に表れただけではないか。

(4) 漁業者の意欲が失われた
 H25年のデータだが琵琶湖の漁業就業者数は687人。うち60歳以上が525人、70歳以上が274人。実に40%が70歳以上であり、毎年5%のペースで就業者が減っている。そして漁に出れば漁獲した魚の80%が外来魚であり、それらは誰に食べられるでもなく廃棄される
虚しくなるだろうな。何のために漁に出ているんだと。誰にも喜ばれない、誰もその魚を待っていない。
生活のため? 仮に琵琶湖の総漁獲高 3459万円が全て均等に漁業就業者に分配されたと仮定しても、平均年収は487,000円。やってられないよね。もう漁をやめようと思う人も増えるだろう。


現時点ではまだ原因は不明だが、(1)ではないだろう。(3)(4)についても、もう少し状況を見定めれば明らかになるはずだ。
(2)が原因だったら? 私的にはそれが一番おもしろいんだけどね。

32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!

ラムサール条約湿地・片野鴨池の溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係
       ※1 田尻ほか,伊豆沼内沼研究報告8号,pp23-34(2014)

真夏のバス釣りは太陽との闘い。バスもバサーもお日様から逃れようと必死だ。そんな時、頼りになるのがべジテーション。でもマツモだろうがオニビシだろうが同じという訳ではなさそうだ。本文献をじっくり読んでみよう。

田尻らは、 ラムサール条約登録湿地である石川県加賀市の片野鴨池において,野外調査および採集した植物を用いた実験によって溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係についての調査を行なった。実験を行った片野鴨池は多くの水鳥が飛来する自然の湿地で、周囲3km、面積10haほどの池である。隣接する下福田貯水池と水路で繋がっているが、下福田貯水池にはバスが多いが、池全面を水草で覆われた片野鴨池にはバスが少ないと言う特徴がある。
これを田尻らは、低溶存酸素状態に弱いバスの生態と関係があるものと推定して、水草と溶存酸素量の関係について調査した。

片野鴨池の地形と水草の生育地を図1に示す。東方の下福田貯水池から水路を経て流入があり、池のほぼ全面をオニビシ、クロモ、マツモ、ホソバミズヒキモ、ヨシ、マコモが覆っている。国内有数のガンカモ類の越冬地となっており、計10000羽近くのマガンやトモエガモが飛来し、1996年にラムサール条約湿地に指定されている。
生息している魚類にはモツゴ、タモロコ、ウキゴリ、コイ、フナの他、外来種であるカムルチー、ブルーギル、オオクチバスが確認されている。当然、バスは禁漁である。

32_図1
図1(※1より)

溶存酸素の測定は6月12日8月9日の2回、図1に示した定点1~6の地点で24時間にわたって記録した。定点1~6の水草の植生の概要を図2及び表1に示す。

32_図2
図2(※1より)

32_表1
表1(※1より)
いい感じだよね。朝一番に乗り込んで、図2の5)や6)のオニビシやハスの切れ目にテキサスを落としこもうか。1)のマツモをすり抜けてジグヘッドのグラブを泳がそうか。そんな事を考えるよね。しかし調査結果は意外なものだった。

図3に6月12日、図4に8月9日の溶存酸素量測定結果を示す。表層とは水深5cm、中層は水深1mを示す。表層の溶存酸素量は太陽による光合成に伴い日の出時刻から増えて行き、日没時に最高となった後、夜間は減り続けて日の出時には最低となる。
そして水深1mでは溶存酸素量は終始5mg/L以下。夜間の定点5に至ってはほぼ0だ。これが真夏の8月9日にはより極端になる。マツモの生い茂る定点1を除いては、どの地点も中層ではほぼ0だ。

32_図3
図3(※1より)

32_図4
図4(※1より)

そこで筆者は片野鴨池から水草を採集し、日照と溶存酸素量の関係を実験により確かめた。実験に用いた水草はオニビシ、マツモ、ホソバミズヒキモ。これらを分類して水槽に入れ、日照時間と溶存酸素量の関係を求めた。
結果を図5に示す。測定結果ではマツモ、ホソバミズヒキモを配した水槽の溶存酸素量は日照時間中に増加し、夜間に漸減するのに対し、オニビシの水槽の溶存酸素量は日照時間中にわずかに増加したものの、全体としては減少し続けるのだ。

32_図5
図5(※1より)

びっくりしたでしょ。オニビシって水中の酸素量を減らすんですよ。筆者はこれをオニビシの葉が水上に存在することから、日中に光合成により発生した酸素は空中に排出され、夜間に呼吸により吸収する酸素は水中から得ているためと説明している。

そう、植物は呼吸するんです。中学の理科で習いましたよね。植物は光合成により日中は二酸化炭素を取り込んで酸素を生成し、夜間は酸素を吸収する。総量として酸素を増やしているが、出しっぱなしって訳ではない。知っていますよね?
なので全体が水の中にあるマツモやホソバミズヒキモの周辺では日中に酸素量は増えるのに対して、オニビシの下では酸素量はむしろ減っていくのだ。これはオニビシに限った現象ではなく、水上に大きく葉を広げるハスやホテイアオイでも同様であろう。

そしてこれに追い打ちをかける様に「バスは低溶存酸素状態に弱い」という研究結果が見つかった。詳細は別章で述べようと思うが、オオクチバスはベイトフィッシュであるモツゴやヌマチチブに比べて低溶存酸素耐性が低く、低溶存酸素環境下ではベイトを追わなくなると言うのだ。つまり浮遊性の水草の下にベイトは居られても、バスは居られないことになる。

さあ大変! 今までのベジテーション攻略法は間違いだったのだ。もう一度整理する。
1)マコモ、マツモなどの沈水性の水草は昼間に酸素を放出し、夜間に酸素を吸収する。このため明け方には溶存酸素濃度は最低となり、時間を追うごとに酸素濃度は高まる。
2)オニビシ等の浮葉性の水草の下は低溶存酸素となる。特に早朝の中層以下では酸欠状態に等しい。
3)水面直下に比べ水深1mの中層の溶存酸素は1/5~1/10しかない。
4)8月の溶存酸素は6月の1/2に低下する。

これを釣りのタクティクスに落とし込んでみよう。
1)オニビシ等の浮遊性植物は敢えて狙わない。ベイトは居てもやる気のあるバスは少ない。それでもべジテーションを割ってバイトするバスを見たいのなら、夕方限定、トップ限定だ。
2)マコモ、マツモ等の沈水性植物の周辺は溶存酸素が多くベイトもバスもいる。でもねらうなら早朝ではなく夕方近くがいい。
3)水草を狙うならサーフェース。水底の溶存酸素は極端に低く、バスの活性も低くなる。水草の上側でノーシンカーのワームを漂わせよう。
4)真夏のベジテーションは敬遠する。太陽は避けられても溶存酸素は低い。

いやぁ知らなかったな。水草=酸素は豊富って思っていませんでした?
早朝のオニビシエリアでフロッグを投げていませんでした?
マコモの根本にダウンショットを落とし込んでいませんでした?
全部間違いなんだって。
溶存酸素量は水草だけではなく、風や水流等にも影響されるので、それらの条件もよく考慮して攻略エリアと攻略法を練るべし。

まだまだ知らない事が多いんだよ。勉強になるなぁ、ご同輩。

続、バスの記憶は遺伝する

仮説:バスの記憶は遺伝する」で適当な事をぶち上げたが、もう少し真面目に考えようと思う。

1.記憶は遺伝するのか?
大真面目に言う。記憶が遺伝することはある
蝶は誰に教わらなくても花においしい蜜があることを知っている。ツバメは教わらなくても冬は南に行けば暖かい事を知っている。ブルック・シールズとクリストファー・アトキンズは二人きりの青い珊瑚礁で××な事を△△すれば赤ちゃんができる事を知っていた。なぜ?
人はそれを本能と呼ぶ。しかしそれは「記憶の遺伝」と言い換えてもいいんじゃないか。組み入れられたDNAにそうすることがいいんだと記憶されているんだ。
もしバスが規則的にプルプル動く硬そうな物は餌ではない事をDNAに組み込んだら、クランクベイトに未来はない。クルクル回って光る物も危ないと思われたら、スピナベもおしまいだ。
ただし遺伝子レベルにこういう情報が刻まれるには、数10世代、数100世代が必要だとおもう。そこがどうかな?

2.慎重なバスほど生存競争に打ち勝つ
一見もっともらしいが、事はそう単純ではない。
ルアーに対して慎重なバス君は、リアルベイトに対しても慎重なはずだ。するとノー天気なバス君よりも餌にありつける確率は低くなってしまう。成長は遅くなるだろうし、繁殖のチャンスもノー天気君に遅れを取ることになりそうだ。それではより多くの子孫を残すのは難しいという事になる。
逆にノー天気君はルアーに引っ掛かったり、網に追い込まれたりする確率も高い。めでたくリリースされればいいが、このご時世、そうもいかなそうだ。要はリスクとチャンスのバランスだな。
これも人間界と同じだな。お気楽にギャルに声をかけまくるノー天気君が、多くのチャンスを活かして幸せな結婚をして明るい夫婦生活を営んでいるか、あるいは実直な慎重君が選りすぐりの女子に狙いを定めてめでたくハッピーなカップルになれるのか。
どっちもありなのだよ。どっちもありだから日本はノー天気君ばかりでも慎重君ばかりでもない、いいバランスを取っているんだ。

えっ、かの国はノー天気君ばかりみたいだって? その国はギャルを引っ掛けるのもバスを釣るのも超簡単なんじゃないの?
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