FC2ブログ
プロフィール

ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

HP復活から

続 琵琶湖の外来魚、捕獲量激減 ~ フナやモロコが獲れないのはバスのせい?

前回の「琵琶湖の外来魚、捕獲量激減」の裏には根強いバス=害魚論があることは自明。
改めて問う。



フナやホンモロコが獲れなくなったのはバスのせいなのか?
 
滋賀県のまとめた「滋賀県の水産業」によれば、琵琶湖の総漁獲量は昭和30年には10000t。50年代末まで5000t。平成に入って大幅に減少しH28年は外来魚を除き947tになった。その外来魚は約400tだ。内訳を見るとS30年には8000tであった貝類、主にシジミがH28年では53tと激減している。フナ類が836tからニゴロブナの52tへ、ホンモロコも250tから25tに減少した。一方、アユは461tで実はS30年代から変わらない。ワカサギに至ってはS30年の統計なしから66tとむしろ増えている。

これがある漁協に限ったデータでは
2011年の総漁獲量63tのうち、外来魚の捕獲量は50t。実に全漁獲量の約80%が外来魚なのだ。
 
では、フナが獲れなくなったのはバスの食害のためなのか?
OSK200901280059.jpg 

フナもバスも浅瀬で産卵し、稚魚時代はそのまま浅瀬で過ごし、成魚になった後は主に深場に移動する。特に冬季においては水深の深い場所を好む。なのでマクロにはフナとバスの生息域は重複する。
しかしミクロに見たら? 釣り人も漁師も知っている。フナの群れの中にバスがいる事は少なし、バスの群れの中のフナはもっと少ない。ゲンゴロウブナは沖合の表・中層で生活し、主として植物プランクトンを捕食する。ニゴロブナであれば沖合の中・低層で生活し、水底の底生動物、動物プランクトン、付着藻類を捕食する。即ち底面の土質は砂または泥の地域を好む。対してバスは? ハードボトムやストラクチャ廻り、泥の地域は嫌うはずだ。フナを狙ったポイントに定置網を仕掛けたらバスなんか掛からない。
 
そして現在の結果は? 漁獲量の8割が外来魚だ。それはフナが絶滅してバスしかいなくなったからじゃなく、バスを狙って網を仕掛けているからじゃないのか?
漁師にとって外来魚は憎き敵、根こそぎ獲りたくなるなる気持ちは分かる。そしてそれが獲れれば、県からの買取価格はフナの2倍だ。じゃあどっちを狙うか。自明であろう。
 
別に非難する気は毛頭ない。ただ県や研究機関はより深く事象を掘り下げてほしいだけだ。あたかも琵琶湖に生息する魚類の80%が外来魚になってしまったように書かれているが、その真実はどうなのか? 在来種が減少した真の原因は何なのか?
 
霞が浦水系の在来種激減ついては「18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察」で解説した通り、茨城県内水面水産試験場の調査報告として、その原因は外来種ではなく水質悪化と沿岸開発にあるとされている。本報告書にはバスのバの字も、ギルのギの字も出てこない。茨城県内水面水産試験場の研究者は冷静で公平な調査報告をしたのだ。ぜひ振り返って欲しい。

では琵琶湖の在来種は? いくつかの研究報告がなされていて、そこには水質悪化を主な原因とする文献も少なくない。しかし琵琶湖を管理し条例を制定する滋賀県の見解は、外来種による食害という事になっている。それは恣意的であり合理的なデータに基づく結論とは言い難い。
滋賀県自体も水質悪化という客観的事実に目をつぶることはできず、2015年発行の「琵琶湖の現状及び課題について」では
  • 1990年以降にCODが急増していること
  • 溶存珪酸が増加し珪藻類が激増していること
  • ・ オバナミズキンバイやナガエツルノゲイトウ等の外来浮遊植物が湖面を覆う程増殖し水質を悪化させていること
を報告している。



外来種がどこにでもいていい訳はない。それは分かっている。何度も言うが私は合法違法に関わらず、これ以上バスの生息地を広げる事には反対だ。絶対数としてももっと少なくても良いと思っている。バス釣りはもっと難しくていいんだ
それら全てを認識した上で、それでも在来種減少の原因はバスであり、完全駆逐が必要だと。それはバスが増えたタイミングと、在来種の減ったタイミングが合致するというだけの理由だ。では上記のCODや外来植物の急増とは何の関係もないのか?


しかし日本全国に分布してしまったバスを絶滅させるなんて事は現実的に不可能だ。非現実的な目標を掲げたがために無駄な金と時間を費やした例が今までどれだけあったか考えてほしい。
 
そしてバスは生き物なんだということを再認識して欲しい。ウィルスや病原菌をまき散らす害虫でもなければ、人に危害を加える害獣でもない。そのバスを食べるでもなく食べさせるでもなく、単に殺して焼却する。よくて肥料がわりか。
外来魚を駆除する役目を負わせた琵琶湖ルールキッズの子供達には、どういう説明をしてバスを殺させているのかな。この魚は悪い奴で生きる資格がないんだって教えているのか?ナチスのユダヤ狩りと同じか
 
漁師たちは今のままで満足なのかな。漁に出るモチベーションを維持できるのかな。自分達は肥料を獲っているんだと思って今日も網を上げるのかな。


 
仮にバスを根絶やしにできた時が来て、それでもニゴロブナやホンモロコが帰ってこなかったら、初めて自分達の愚かさに気が付くんだろうか。やるべき事は他にあったんだと。
 
 





琵琶湖の外来魚、捕獲量激減

2018/8/21付け京都新聞に、今年の琵琶湖の外来魚捕獲量が例年に比べ激減しているとの記事が載った。

内容は、漁業者が7月までに捕獲したブルーギルブラックバスの捕獲量が過去最低の34tにとどまり、これは前年同時期の半分に満たないという。琵琶湖での外来魚捕獲量は2008年までは年間400t、2013年以降は200t前後となっている。県の推定している琵琶湖全体での外来魚生息量は1150t、その内バスは200t程度となっていて、生息量に大きな変化はない中で捕獲量が激減した事に困惑していると言う。

琵琶湖の外来魚駆除問題については「27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題」で取り上げた。
そこで衝撃を受けた現在の琵琶湖の魚業実態について繰り返すと、表1の通りだ。今の琵琶湖の漁業者の収入の約半分は外来魚駆除の補助金なのだ。より具体的には外来魚に対して県から300円/kgの補助金が出ている。ちなみに表1から計算した他の魚種のキロ単価は、鮎が824円、ワカサギが386円、フナが163円だった。漁業者にとってブルーギルやバスは十分割の合う獲物なのだ(失礼な言い方かもしれない)。

表1
(山内ら,水資源環境研究,Vol.26,1 (2013))

話を元に戻そう。京都新聞によれば外来魚の生息量は変わらないのに漁獲量は激減していると。その原因は何なのだろうか。いくつか仮説を立ててみよう。
(1) 外来魚の生息量が減っている
 湖沼における魚類の生息量予測法については今後取り上げようと思っているのだが、ちゃんと予測するためにはそれなりの手数と時間が必要になる。滋賀県には琵琶湖博物館や滋賀県水産試験場があり、それなりの精度の下に行われているのだろうが、水産試験場の行った「平成28 年秋における外来魚生息状況調査結果」を見てもデータは変動幅が大きく、ここからどのように琵琶湖全体の生息量を推定したのかがよく分からない。
これだけを見るとH28年のオオクチバスは激減だが、ブルーギルは前年の4倍だ。なのになぜ琵琶湖の外来魚生息量は微減なのか?

琵琶湖_図1
琵琶湖_図2
(平成28 年秋における外来魚生息状況調査結果, 田口ら)

(2) 外来魚が定置網に掛からなくなった
 「30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する」では定置網(エリ)周辺に生息するオオクチバスの行動をバイオテレメトリーにより追跡した。これによるとバスは夜をエリ周辺で過ごし、朝になると岸近くに移動する。
このバスはエリになんか掛かりゃしない。「続、バスの記憶は遺伝する」でも仮説を述べたが、より慎重でルアーや網に掛からない個体が増えているとしたら、定置網による漁獲量が減ってきても不思議ではない。

(3) 一時的に今年春の漁獲量が減っただけ
 (1)で紹介したデータでも年毎、エリア毎の生息数データのばらつきは大きい。それが今年の春の漁獲高に表れただけではないか。

(4) 漁業者の意欲が失われた
 H25年のデータだが琵琶湖の漁業就業者数は687人。うち60歳以上が525人、70歳以上が274人。実に40%が70歳以上であり、毎年5%のペースで就業者が減っている。そして漁に出れば漁獲した魚の80%が外来魚であり、それらは誰に食べられるでもなく廃棄される
虚しくなるだろうな。何のために漁に出ているんだと。誰にも喜ばれない、誰もその魚を待っていない。
生活のため? 仮に琵琶湖の総漁獲高 3459万円が全て均等に漁業就業者に分配されたと仮定しても、平均年収は487,000円。やってられないよね。もう漁をやめようと思う人も増えるだろう。


現時点ではまだ原因は不明だが、(1)ではないだろう。(3)(4)についても、もう少し状況を見定めれば明らかになるはずだ。
(2)が原因だったら? 私的にはそれが一番おもしろいんだけどね。

32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!

ラムサール条約湿地・片野鴨池の溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係
       ※1 田尻ほか,伊豆沼内沼研究報告8号,pp23-34(2014)

真夏のバス釣りは太陽との闘い。バスもバサーもお日様から逃れようと必死だ。そんな時、頼りになるのがべジテーション。でもマツモだろうがオニビシだろうが同じという訳ではなさそうだ。本文献をじっくり読んでみよう。

田尻らは、 ラムサール条約登録湿地である石川県加賀市の片野鴨池において,野外調査および採集した植物を用いた実験によって溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係についての調査を行なった。実験を行った片野鴨池は多くの水鳥が飛来する自然の湿地で、周囲3km、面積10haほどの池である。隣接する下福田貯水池と水路で繋がっているが、下福田貯水池にはバスが多いが、池全面を水草で覆われた片野鴨池にはバスが少ないと言う特徴がある。
これを田尻らは、低溶存酸素状態に弱いバスの生態と関係があるものと推定して、水草と溶存酸素量の関係について調査した。

片野鴨池の地形と水草の生育地を図1に示す。東方の下福田貯水池から水路を経て流入があり、池のほぼ全面をオニビシ、クロモ、マツモ、ホソバミズヒキモ、ヨシ、マコモが覆っている。国内有数のガンカモ類の越冬地となっており、計10000羽近くのマガンやトモエガモが飛来し、1996年にラムサール条約湿地に指定されている。
生息している魚類にはモツゴ、タモロコ、ウキゴリ、コイ、フナの他、外来種であるカムルチー、ブルーギル、オオクチバスが確認されている。当然、バスは禁漁である。

32_図1
図1(※1より)

溶存酸素の測定は6月12日8月9日の2回、図1に示した定点1~6の地点で24時間にわたって記録した。定点1~6の水草の植生の概要を図2及び表1に示す。

32_図2
図2(※1より)

32_表1
表1(※1より)
いい感じだよね。朝一番に乗り込んで、図2の5)や6)のオニビシやハスの切れ目にテキサスを落としこもうか。1)のマツモをすり抜けてジグヘッドのグラブを泳がそうか。そんな事を考えるよね。しかし調査結果は意外なものだった。

図3に6月12日、図4に8月9日の溶存酸素量測定結果を示す。表層とは水深5cm、中層は水深1mを示す。表層の溶存酸素量は太陽による光合成に伴い日の出時刻から増えて行き、日没時に最高となった後、夜間は減り続けて日の出時には最低となる。
そして水深1mでは溶存酸素量は終始5mg/L以下。夜間の定点5に至ってはほぼ0だ。これが真夏の8月9日にはより極端になる。マツモの生い茂る定点1を除いては、どの地点も中層ではほぼ0だ。

32_図3
図3(※1より)

32_図4
図4(※1より)

そこで筆者は片野鴨池から水草を採集し、日照と溶存酸素量の関係を実験により確かめた。実験に用いた水草はオニビシ、マツモ、ホソバミズヒキモ。これらを分類して水槽に入れ、日照時間と溶存酸素量の関係を求めた。
結果を図5に示す。測定結果ではマツモ、ホソバミズヒキモを配した水槽の溶存酸素量は日照時間中に増加し、夜間に漸減するのに対し、オニビシの水槽の溶存酸素量は日照時間中にわずかに増加したものの、全体としては減少し続けるのだ。

32_図5
図5(※1より)

びっくりしたでしょ。オニビシって水中の酸素量を減らすんですよ。筆者はこれをオニビシの葉が水上に存在することから、日中に光合成により発生した酸素は空中に排出され、夜間に呼吸により吸収する酸素は水中から得ているためと説明している。

そう、植物は呼吸するんです。中学の理科で習いましたよね。植物は光合成により日中は二酸化炭素を取り込んで酸素を生成し、夜間は酸素を吸収する。総量として酸素を増やしているが、出しっぱなしって訳ではない。知っていますよね?
なので全体が水の中にあるマツモやホソバミズヒキモの周辺では日中に酸素量は増えるのに対して、オニビシの下では酸素量はむしろ減っていくのだ。これはオニビシに限った現象ではなく、水上に大きく葉を広げるハスやホテイアオイでも同様であろう。

そしてこれに追い打ちをかける様に「バスは低溶存酸素状態に弱い」という研究結果が見つかった。詳細は別章で述べようと思うが、オオクチバスはベイトフィッシュであるモツゴやヌマチチブに比べて低溶存酸素耐性が低く、低溶存酸素環境下ではベイトを追わなくなると言うのだ。つまり浮遊性の水草の下にベイトは居られても、バスは居られないことになる。

さあ大変! 今までのベジテーション攻略法は間違いだったのだ。もう一度整理する。
1)マコモ、マツモなどの沈水性の水草は昼間に酸素を放出し、夜間に酸素を吸収する。このため明け方には溶存酸素濃度は最低となり、時間を追うごとに酸素濃度は高まる。
2)オニビシ等の浮葉性の水草の下は低溶存酸素となる。特に早朝の中層以下では酸欠状態に等しい。
3)水面直下に比べ水深1mの中層の溶存酸素は1/5~1/10しかない。
4)8月の溶存酸素は6月の1/2に低下する。

これを釣りのタクティクスに落とし込んでみよう。
1)オニビシ等の浮遊性植物は敢えて狙わない。ベイトは居てもやる気のあるバスは少ない。それでもべジテーションを割ってバイトするバスを見たいのなら、夕方限定、トップ限定だ。
2)マコモ、マツモ等の沈水性植物の周辺は溶存酸素が多くベイトもバスもいる。でもねらうなら早朝ではなく夕方近くがいい。
3)水草を狙うならサーフェース。水底の溶存酸素は極端に低く、バスの活性も低くなる。水草の上側でノーシンカーのワームを漂わせよう。
4)真夏のベジテーションは敬遠する。太陽は避けられても溶存酸素は低い。

いやぁ知らなかったな。水草=酸素は豊富って思っていませんでした?
早朝のオニビシエリアでフロッグを投げていませんでした?
マコモの根本にダウンショットを落とし込んでいませんでした?
全部間違いなんだって。
溶存酸素量は水草だけではなく、風や水流等にも影響されるので、それらの条件もよく考慮して攻略エリアと攻略法を練るべし。

まだまだ知らない事が多いんだよ。勉強になるなぁ、ご同輩。

続、バスの記憶は遺伝する

仮説:バスの記憶は遺伝する」で適当な事をぶち上げたが、もう少し真面目に考えようと思う。

1.記憶は遺伝するのか?
大真面目に言う。記憶が遺伝することはある
蝶は誰に教わらなくても花においしい蜜があることを知っている。ツバメは教わらなくても冬は南に行けば暖かい事を知っている。ブルック・シールズとクリストファー・アトキンズは二人きりの青い珊瑚礁で××な事を△△すれば赤ちゃんができる事を知っていた。なぜ?
人はそれを本能と呼ぶ。しかしそれは「記憶の遺伝」と言い換えてもいいんじゃないか。組み入れられたDNAにそうすることがいいんだと記憶されているんだ。
もしバスが規則的にプルプル動く硬そうな物は餌ではない事をDNAに組み込んだら、クランクベイトに未来はない。クルクル回って光る物も危ないと思われたら、スピナベもおしまいだ。
ただし遺伝子レベルにこういう情報が刻まれるには、数10世代、数100世代が必要だとおもう。そこがどうかな?

2.慎重なバスほど生存競争に打ち勝つ
一見もっともらしいが、事はそう単純ではない。
ルアーに対して慎重なバス君は、リアルベイトに対しても慎重なはずだ。するとノー天気なバス君よりも餌にありつける確率は低くなってしまう。成長は遅くなるだろうし、繁殖のチャンスもノー天気君に遅れを取ることになりそうだ。それではより多くの子孫を残すのは難しいという事になる。
逆にノー天気君はルアーに引っ掛かったり、網に追い込まれたりする確率も高い。めでたくリリースされればいいが、このご時世、そうもいかなそうだ。要はリスクとチャンスのバランスだな。
これも人間界と同じだな。お気楽にギャルに声をかけまくるノー天気君が、多くのチャンスを活かして幸せな結婚をして明るい夫婦生活を営んでいるか、あるいは実直な慎重君が選りすぐりの女子に狙いを定めてめでたくハッピーなカップルになれるのか。
どっちもありなのだよ。どっちもありだから日本はノー天気君ばかりでも慎重君ばかりでもない、いいバランスを取っているんだ。

えっ、かの国はノー天気君ばかりみたいだって? その国はギャルを引っ掛けるのもバスを釣るのも超簡単なんじゃないの?

31.バスは何を元に行動しているのか?

前回の「30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する」では、
・バスは朝に岸に近付いていき、夕方に定置網周辺に帰ってくること。
・バスは岸と平行なラインをクルーズしていること。
・東北風が強く水温が急激に下がった時には岸に向かって移動していること。

が分かった。

無題


ではなぜ彼らはそのような行動を取っているのか。「なぜ」と言うよりも「どのようにして」その場所に向かうことができたのか?
考えてみてほしい。バスはGoogle Mapは使えない、たぶん。水上に出て望遠鏡で周囲を見回すこともできない、おそらく。彼らは自分の周りの水中を見て、匂いを嗅いで、水温を感じることはできる。でも情報はそれだけだ。あなたは自分がボンベをしょって琵琶湖の水の中にドボンと落されたら、バスと同じように岸を見つけたり、北風の影響のない所を探し出したりできます? なかなか難しいと思うよ。

30-Fig1.jpg

ではバスはどうやって、岸と平行なラインが分かるのか。
これは何となく理解できる。「岸と平行」と言うよりは「同じ水深のライン」を回遊しているのだろう。基本的に水底を好むバスが同じ水深の岸沿いに回遊することは容易だ。彼らは側線という優秀な圧力センサを持っているのだから。

ではなぜ冷たい季節風の中、岸に向かって移動したのか。同論文では、岸方向に移動したらしいことまでは分かったが、最終的にどこに行ったのかまでは分からない。ならば推察しよう。「3.琵琶湖における水温、水流の年間変化」で紹介したように、12月の琵琶湖の水温は表層から底層までほぼ同じ水温となっており、10℃を下回っている。もちろん気象状況により微変動はするので、強い季節風により表層がより冷やされる日もあるだろう。しかし水深の深い琵琶湖で、より深い水底の水温がバスが好むような高い温度でいる事はない。バスはより高い水温を求めて岸に移動したのだ。おそらくは日光を浴びる事ができる浅瀬で、しかも季節風の避けられる岬の陰になる所を目指したのだろう。本論文の調査地域であれば下阪本の大宮川河口の岬か、マリーナが並ぶ地域か。

どうして? どうしてバスはそこが温かい水域だと分かったのか? 本論文のサンプルバスである Fish ID 105 が夜を過ごす定置網の位置から、大宮川河口までは500m。いくら水温に敏感なバスとはいえ、500m離れた水域の水温が高いことを体感することはできないだろう。ではなぜバスは決まったように季節風の強い日に岸を目指すことができたのか?

「記憶」
それしかない。彼は大宮川河口の南側、あるいはマリーナの中が温かく、ひょっとしたらお食事にありつけるということを憶えているのだ。毎日朝に岸に向かって移動するのも同じ。岸に近付けば温かく、しかもベイトがいるという事を憶えていて、そのような行動を取っているのだ。

逆に Fish ID 106 のバス君は同じ水深のラインをクルーズしていた。これも恐らくは彼独自の「記憶」によるものではないだろうか。ターゲットはワカサギ。水深4mラインを回遊してきたワカサギの群れに当たっておいしい思いをしたバス君は、この季節にはここを狩場と決めているのだ、きっと。

ワカサギ

魚類の記憶については「17.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 2」でも魚がちゃんと記憶をしていることが示されている。餌を食べ身を守る術はちゃんと身に着けているのだ。

つまり一筋縄ではいかないと言う事だよ。十羽一絡げの魚じゃないよと言う事だよ。
彼ら以上には考えないと、なかなかいい夢は見られないのさ。

30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する

Habitat Utilization of Largemouth Bass around a Set Net (Mitsunaga et.al., Fisheries Engineering, Vol.41 No.3 2005)より

「夏のバスは流れを好む。」
「秋のバスはベイトを追って動き回る。」
「冬のバスは深場でじっと動かない。」 云々・・・
バスの行動を巡って喧々諤々だ。バスが釣れたから?魚が見えたから?魚の生態を考えて?etcetc... 実は誰も実際に見ちゃいない。だったらバスの行動を直接的に追跡すればよい。今回紹介するのは、前回「29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊」で行われた方法で、琵琶湖のバスの行動を追跡した論文だ。心して聞かれよ。

近畿大学のMitsunagaらはオオクチバスの時空間的位置をバイオテレメトリーによりモニタリングし、定置網に対する行動を明らかにした。
サンプルのオオクチバスは4尾(全長34~37cm 表1)を用い、腹腔内にコード化超音波発信機(Coded-V85C, VEMCO社製)を埋め込んで再放流した。発信機は直径8㎜、長さ20mm、重さ2g、電池寿命54日。

            表1
30-Table1.jpg

図1に示した琵琶湖南部の下坂本沖の定置網に3台の受信機(VR2, VEMCO社)を設置した。受信機は図1に楕円形で示した受信範囲内にいる発信機のコードを解読し、時刻と個体番号を記憶する。受信範囲は半径約250m。図1に示された楕円の最も岸よりがReceiver-1、沖よりがReceiver-3となる。同時に流速と水温も記録した。サンプル魚4尾は2002年12月3日に図1のReceiver-2付近で放流された。

30-Fig1.jpg
             図1

2002年12月3日より50日間行った測定における、Fish ID 105の測定結果を図2に示す。図中の黒い線の時刻に当該サンプル魚が、各々の受信機の受信範囲内にいたことを表している。これを具体的に見ていくと
①試験開始の12月3日に3つの受信機で黒線が認められるのは、全ての受信機の受信範囲すなわちReceiver-2の中心部付近にサンプル魚がいた事を示している。
②12月4日には沖にあるReceiver-3の黒線が途切れている事から、サンプル魚は岸方向に移動した事が分かる。
③12月11日には全てのReceiverから通信記録がなくなった事から、サンプル魚は定置網から遠ざかった事が分かる。

30-Fig2.jpg
         図2

同様にFish ID 106の測定結果を図3に示す。
30-Fig5.jpg
         図3

このように見ていく事で、サンプル魚の行動を読み取る事ができる。その結果を私の考察を交えて記す。
(1)バスは昼間に定置網から遠ざかり通信が途絶えた後、夜間に再び定置網に接近する。
夜を定置網付近で過ごしたバスは、朝に岸に近付いていき、夕方に岸方向から再び定置網に戻ってくる傾向があると考えられる。
(2)受信回数が激減したことが4回あった(12月10日,1月4日,9日,27日)。この直前には北東の風が強く吹き、南西の流れが強くなり、水温が低下していた。受信信号が消える前にはReceiver-3(沖の受信機)から受信できなくなり、信号が復活する時にもReceiver-3が最後に復活した。
これはバスが岸方向に移動し受信圏外に去ったことを示すと考えられる。北東の季節風が強く水温が急激に下がった時、バスは岸方向に回避しているようだ。
(3)Fish ID 106の動きに注目すると、Receiver-2(中央の受信機)を中心に動いている。
これはバスが岸と平行に移動している事を示唆している。
(4)4尾のうち1尾は岸方向に遠ざかり戻ってこなかった。1尾は沖方向に遠ざかり戻ってこなかった。
サンプル魚4尾は全てこの定置網付近で捕獲したものだが、そこに居つくバスもいれば、どこかに回遊していくバスもいる。これは「29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊」で紹介したスズキの行動パターンに似ている。

真冬の実験であったが、水温10℃以下の中でもバスは活発に移動していた。そこで見せたバスの行動パターンは、釣りの上で大いに参考になるものだった。

仮説:バスの記憶は遺伝する

バスが釣れなくなってきている。

お前がヘタなんだろうって?そんな事は分かっている。分かっているが、そうではない。50年もバスを釣っている俺が言うんだから、間違いはない。バスは確実に釣れなくなってきているのだ。
ルアーフィッシング黎明期 その8 : バスフィッシングの変遷」でも書いたが、1990年代に突然釣れなくなったのには理由があった。釣り人が増えすぎたのだ。休日の北浦は新宿アルタ前といい勝負の混雑度だった。そりゃバスだって釣れなくなる。でも今は?そんなに釣り人はいないよね。なのになぜ?

仮説その1
大胆に言う。「バスの記憶は遺伝する。」
バスは親が釣られて痛い目を見た記憶を、子に伝えているのだ。あれはルアーだから食べちゃダメって、DNAが教えている。だから手を変え品を変え、真新しいルアーを使わないと釣れなくなる。
これは手強いよ。あと100年もしたらバスは俺達が落したスマホを水の中で操作するようになるぜ。

仮説その2
「簡単には釣られない慎重なバスが生き延びて子孫を残している。」
ダーウィンの進化論そのものだ。「8.オオクチバスの釣られやすさに見られる個体差」で示したように、バスにも慎重でなかなか釣られないバスと、何度でもルアーに掛かってくるバスがいる。前者が生存競争に打ち勝ち生き延びているとしたら、湖の中はだんだん慎重なバスの占める割合が高くなってくることになる。
結果、バスは釣れなくなるのだ。

仮説その1の「だから新しいルアーにしか反応しない」っていう下りは自分的には気に入っているのだが、まあ客観的に考えればその2だろうな。他にも説が立てられるかな。
やっぱりオマエがヘタなんだろうって?ほっとけ!

釣られるのはバス? 人間?

「春限定カラーが新発売! ツートーンカラーがバスを誘う!」
「逃げ惑うベイトの動きがバイトを呼ぶ。」
「ボリュームあるシェイプが魚にアピール。」
ショップには「新製品ルアーのキャッチコピーが並ぶ。確かに従来品とは少し違うカラーやフォルムで、我々バサーの購買欲を掻き立てる。
ひょいと商品棚の上のモニターを見れば、バスビデオでバスプロ達がはやし立てる。
「さすが〇〇の新作クランク。この動きが今のバスに効果的なんです。」
「このツートーンカラーが今の季節にフィットする、必殺のワームだね。」

買っちゃおうかなぁ。。。友人Aも仕入れたみたいだし。。
ダウンロード

待て待て、彼らはメーカーお抱えのプロだぞ。そこの新作ルアーで釣ることをアピールするのが仕事なんだ。昔のルアーで釣っても彼らには何の意味もない。釣りチャンネルのバス番組だって一緒。スポンサーあってのバスプロ、バス番組であることを忘れちゃいけない。
それにメーカーは池に数100匹もバスを飼っていて、数多くの試作品をその池で実験したのか? 数10種類もある試作品から一番釣れたルアーを厳選して発売したのか?そんな事はやらないよね。絶対。
そのルアーで一番先に釣られるのは我々バサーなのだよ。別にバスにアピールしなくても、客にアピールできればいいの。だから目先を変えた新製品を次から次へと送り出しているの。そうしないと売上が落ちちゃうもんね。メーカーが研究しているのは、バスに効果があるルアーじゃなくて、客の購買意欲を煽り立てる仕組みなのだ。Aみたいに簡単に引っかかってくれる人間のおかげでメーカーは経営が成り立っている。えらいぞ、A!

確かにバスも学習する。だから年がら年中、目の前を通り過ぎる同じようなルアーには見向きもしなくなる時が来るだろう。この辺は「8.オオクチバスの釣られやすさに見られる個体差」でも紹介した通りだ。そんな時に見たこともないルアーが現れたら、思わず「口を使う」こともあるだろう。でもそれは別に新製品じゃなくてもよい。今は誰も使わなくなってしまった古いルアーは、新製品と同じくらい効果を発揮する。

魚と話せる人間をどこかから見つけてくればいいんだよね。
「あの色、魅惑的ってバス君が言ってます。」
「その右のバス君はそのスピナベの動きは嫌いだそうです。」
すごいぞ~。スーパーなルアーができちゃうぞ。

えっ、そんなヤツはいない? ですよね~。だったらマジメにバスで実験して、新製品を開発してほしいな。旧品Aのヒット率は5%だったが、新製品Xのヒット率は15%で効果絶大とか。データ付きで発売してくれよ。某バスプロが試したら釣れましたなんて、何のデータにもならないんだよ。

29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊

「超音波バイオテレメトリーを用いたスズキの移動と回遊の記録」
    (平岡ら,水産学会誌 69(6),910-916(2003) )

今回の論文もなかなか興味深い。バスではない、シーバスだ。関西空港周辺で採集したスズキに小型発信機を取り付け、放流後の回遊をトレースしたのだ。
スパイ映画でお馴染のシーンが既に海の中で行われていたのだ。スズキは食餌や産卵のためにいつどこへ行くのか。そこに何等かのパターンがあるのか。ならばどこへいつ釣に行くべきか。大きなヒントが得られるはずだ

(黒字:原文 青字:ころた)

29-Fig1.jpg
実験に用いたサンプルのスズキは関西空港東側護岸のタンカーバースでルアー釣りにより採集した。これを開腹し腹腔内に超音波コード化発信機を埋め込む。大きさは8.5×25mm、重さ2.2g。発信機からは90秒ごとに超音波信号が発され、これを関西空港周辺に設置した10台の受信機で受信し、いつどの個体が近づいたかが記録される。

29-Fig2.jpg

実験は2回にわたり実施され、2001年8月30日に9個体、同11月16日に11個体を放流した。試験個体の体長は435~740mm、体重は640~3270gであった。

29-Fig4.jpg

結果はFig.4のように表示される。例えばF5という個体はStation-5から放たれたが、すぐに6-7-8-9-10と移動していき、その後は受信エリアから離れてしまった。F6の個体はしばらくStatrion-6に留まった後、受信エリアを離れ、10月になって再び空港周辺に戻って来たが、その後は護岸を離れた。F7は空港周辺の移動を繰り返しているが、受信エリアを離れることなく空港周辺に居ついていた。このように放流後に空港周辺の受信エリアを離れて行った個体が10体、ほぼ空港護岸域周辺に居ついていた個体が同じく10体あった。

遊漁者の間ではスズキには一地点に留まる「居着型」と、広範囲に移動する「回遊型」の2つの行動パターンがあると言われている。護岸域に留まった個体において、小潮期に複数個体が沖合へと移動する傾向と、寒波,低気圧の到来に一致した沖合への移動が見られた。この行動パターンから、小潮期には餌料生物であるイワシ類、アジ類、イカナゴなどが空港護岸域に回遊しないため、スズキは沖合へ索餌のため移動したと推測される。

大阪湾でのスズキの産卵期は11~2月、盛期は12月下旬~1月中旬であり、産卵場所は大阪湾南部、西部の比較的外洋水の影響の強い海域とされている。1月上旬の複数個体が護岸域を離れている時期はこの産卵盛期である。1月上旬に見られた沖合への移動は、低気圧の通過、寒波の襲来に伴う混合により生じた急激な水温変化に誘発された産卵回遊であることが考えられる。

29-Fig7.jpg

以上は大阪湾のスズキの回遊についてだが、東京湾でも同様の生態を示していると考えられる。これまでをまとめると次のような戦略が立てられる。
・居付型のスズキと回遊型のスズキがいる。
・回遊型のスズキの内にもFig.4に示したF6のように、休息のために護岸域に立ち寄る個体もある。
・居付型のスズキでも、小潮期には護岸域を離れ沖合に移動する。
→ 岸からスズキを狙うなら、小潮は避けよ。
  逆にボートなら、スズキは居付型も沖合にベイトを追って来ている。ベイトの群れを見つけられればチャンスだ。
・1月の産卵期は湾入口の外洋水の影響の濃いの産卵海域に移動するが、それは低気圧の通過や寒波の襲来に喚起される。
→ 1月の低気圧時は家でおとなしくしていた方がよさそうだ。

バイオテレメトリー、恐るべし。もっと色々な魚でやってくれないかな。特にバス。で、探してみたら、あったよ。バスのテレメトリー論文。でもね英文なんだ。ちょっと読み解くのに時間が掛かるな。
という事で、次回のココロだぁ~。

目的別文献索引

これまで読み解いた科学文献を、知りたい項目ごとに関連付けて整理してみた。

(1) バスの生態を知りたい
バスの視聴覚、産卵と成長、行動と性質等々。敵を知れば百戦危うからず、だな。
1.魚類の視角に関する研究
2.魚類の色彩感覚について
6. 魚の視力について
 まずはバスの「目」について。世のバス用ルアーになぜ黄色からグリーンのものが多いのか。水深と濁りによりルアーの選択はどうすべきか。科学的理由が解き明かされる。

16.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 1 
17.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 2
 衝撃の1冊。針に掛かった魚が暴れるのは、魚が傷みを感じていたからなのだ。ここから何を感じるかはあなた次第。私は釣りに対する考えがすこし変わってしまった。
魚は傷みを感じるか? も併せて読んでね。

8.オオクチバスの釣られやすさに見られる個体差
 そんな痛みを感じたバスは、リリースされた後、再びルアーを追うのか。実験により確かめた。

(2) バスの食性とベイトの習性
 バスは何をどこで食べているのか。Match the Bait . 基本中の基本もそれを知らなきゃ意味がない。
9.琵琶湖野田沼周辺におけるオオクチバスとブルーギルの胃内容物と糞中DNAによる摂餌生態の推定
 なんとダイレクトな研究か。我々バサーのための研究のようだ。必見です!

5.稚魚の生息範囲
20.茨城県北浦のヨシ帯における魚類群集構造の季節変化
 そんなバス君のベイトはどこにいる? 5.では淀川の河岸の種類ごとに稚魚の分布を、20.では北浦のヨシ原に生息する魚類を分析した。

11.コクチバスによって捕食されるウグイの最大体長
 ではそのベイトの大きさはどれくらいが最適なのか? Big Bait, Big Bass. は本当なのか。そしてバスはどのようにベイトを飲み込むのか。

(3) スポーニングについて
ブラックバスにとって最大のイベントはスポーニング。およそ生物はそのために生きているのだから。そしてバサーの戦略もスポーニングを軸に考える。
14.移植されたコクチバスの繁殖特性
 バスはどこにネストを作るのか、青木湖と野尻湖で調査した。

13.さくら湖(三春ダム)の水位低下がオオクチバスの繁殖に与える影響
 スポーニングはいつなのか。キモはもちろん水温だ。

12.ブルーギルの繁殖行動
26.琵琶湖北湖における外来魚ブルーギルの繁殖生態
 オトモダチのブルーギルのスポーニングについてもお勉強しましょう。

(4) 湖の水流を知り、バスの行動を予測する
誰かがドコソコで釣れたという情報だけを頼りにする釣りでは面白くない。「なぜ」がそこになければ。何も情報のない湖で釣りをする時、キーの一つが水流だ。これぞ Science Fishing !
3.琵琶湖における水温、水流の年間変化
 水流を決定する基本は気温と水温。これで季節パターンが理解できる。

25.北浦の水層構造の数値解析
 これの北浦バージョンが本論文。勉強になるなぁ。

4.湖の水流を決定するもの
  地球の自転が湖の流れにも影響を与えるのだ。そう、コリオリの力。

10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温
 まだあった。「密度流」って知ってる? プリスポーニングのバスを予測するキモになるかも。

(5) 外来魚問題について考える
いやな話にも耳を傾けることも科学的スタイル。そして自分で考えて自分なりの結論を出すのだよ。
15.滋賀県湖南地域における魚類の分布パターンと地形との関係
 何よりも事実を確認しよう。バスは本当に在来種を食い尽くすのか。事実はYesでもありNoでもある。

18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 - 1
19.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 -2
 しかし別の事実もある。霞が浦の漁獲高が激減したのをバスのせいにするんじゃない。水産学者も怒っているぞ!

21. 稚魚まで食べるブラックバスの駆除も“リバウンド現象”で稚魚が急増
27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題
 そんな中でも行政は外来魚駆除に躍起になっている。ナンセンスなんだけどねぇ。

23.白樺湖における生物操作に伴う移入種オオクチバスの食性変化
 一方で白樺湖で行われた Bio-Manipulation は、れっきとした国内外来種移植だった。なんだかなぁ。

22.仮説:デカバスは子バス淘汰が生み出す
 そんな中、私の持論はこれ。どうよ!

バスリンク
バス記事満載、釣りブログはこちら
にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへ
にほんブログ村 釣りの世界
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム
検索フォーム