プロフィール

ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

HP復活から

目的別文献索引

これまで読み解いた科学文献を、知りたい項目ごとに関連付けて整理してみた。

(1) バスの生態を知りたい
バスの視聴覚、産卵と成長、行動と性質等々。敵を知れば百戦危うからず、だな。
1.魚類の視角に関する研究
2.魚類の色彩感覚について
6. 魚の視力について
 まずはバスの「目」について。世のバス用ルアーになぜ黄色からグリーンのものが多いのか。水深と濁りによりルアーの選択はどうすべきか。科学的理由が解き明かされる。

16.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 1 
17.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 2
 衝撃の1冊。針に掛かった魚が暴れるのは、魚が傷みを感じていたからなのだ。ここから何を感じるかはあなた次第。私は釣りに対する考えがすこし変わってしまった。
魚は傷みを感じるか? も併せて読んでね。

8.オオクチバスの釣られやすさに見られる個体差
 そんな痛みを感じたバスは、リリースされた後、再びルアーを追うのか。実験により確かめた。

(2) バスの食性とベイトの習性
 バスは何をどこで食べているのか。Match the Bait . 基本中の基本もそれを知らなきゃ意味がない。
9.琵琶湖野田沼周辺におけるオオクチバスとブルーギルの胃内容物と糞中DNAによる摂餌生態の推定
 なんとダイレクトな研究か。我々バサーのための研究のようだ。必見です!

5.稚魚の生息範囲
20.茨城県北浦のヨシ帯における魚類群集構造の季節変化
 そんなバス君のベイトはどこにいる? 5.では淀川の河岸の種類ごとに稚魚の分布を、20.では北浦のヨシ原に生息する魚類を分析した。

11.コクチバスによって捕食されるウグイの最大体長
 ではそのベイトの大きさはどれくらいが最適なのか? Big Bait, Big Bass. は本当なのか。そしてバスはどのようにベイトを飲み込むのか。

(3) スポーニングについて
ブラックバスにとって最大のイベントはスポーニング。およそ生物はそのために生きているのだから。そしてバサーの戦略もスポーニングを軸に考える。
14.移植されたコクチバスの繁殖特性
 バスはどこにネストを作るのか、青木湖と野尻湖で調査した。

13.さくら湖(三春ダム)の水位低下がオオクチバスの繁殖に与える影響
 スポーニングはいつなのか。キモはもちろん水温だ。

12.ブルーギルの繁殖行動
26.琵琶湖北湖における外来魚ブルーギルの繁殖生態
 オトモダチのブルーギルのスポーニングについてもお勉強しましょう。

(4) 湖の水流を知り、バスの行動を予測する
誰かがドコソコで釣れたという情報だけを頼りにする釣りでは面白くない。「なぜ」がそこになければ。何も情報のない湖で釣りをする時、キーの一つが水流だ。これぞ Science Fishing !
3.琵琶湖における水温、水流の年間変化
 水流を決定する基本は気温と水温。これで季節パターンが理解できる。

25.北浦の水層構造の数値解析
 これの北浦バージョンが本論文。勉強になるなぁ。

4.湖の水流を決定するもの
  地球の自転が湖の流れにも影響を与えるのだ。そう、コリオリの力。

10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温
 まだあった。「密度流」って知ってる? プリスポーニングのバスを予測するキモになるかも。

(5) 外来魚問題について考える
いやな話にも耳を傾けることも科学的スタイル。そして自分で考えて自分なりの結論を出すのだよ。
15.滋賀県湖南地域における魚類の分布パターンと地形との関係
 何よりも事実を確認しよう。バスは本当に在来種を食い尽くすのか。事実はYesでもありNoでもある。

18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 - 1
19.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 -2
 しかし別の事実もある。霞が浦の漁獲高が激減したのをバスのせいにするんじゃない。水産学者も怒っているぞ!

21. 稚魚まで食べるブラックバスの駆除も“リバウンド現象”で稚魚が急増
27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題
 そんな中でも行政は外来魚駆除に躍起になっている。ナンセンスなんだけどねぇ。

23.白樺湖における生物操作に伴う移入種オオクチバスの食性変化
 一方で白樺湖で行われた Bio-Manipulation は、れっきとした国内外来種移植だった。なんだかなぁ。

22.仮説:デカバスは子バス淘汰が生み出す
 そんな中、私の持論はこれ。どうよ!

バスフィッシングを科学する

・ 競馬は血統の研究から入る。
・ 車はスペック重視、メカ重視だ。
・ 家電の衝動買いはしない。
そんなあなたなら分かるはず。そう、バスフィッシングは頭脳のスポーツなのです。
釣りは湖に立った時に始まるんじゃない。書斎で地図や天気図、去年の気象を調査している時から始まっている。魚が釣れてから後付けしたような理論は理論じゃない。そこに魚がいるのは「必然」だからだ。そのルアーで釣れるのは「必然」なのだ。その「必然」を科学の目で見つけよう。
(続々更新中)


1. 魚類の視角に関する研究
バスはどこをどのように見ているか?視角という切り口で迫る。  
だからトップだって言ったんだよ!

2. 魚類の色感覚について
バスの見ている世界は?バスの色感覚は人とどのように異なっているか。なんでチャートリュースなのか考えたことある?
             
3. 琵琶湖における水温、水流の年間変化
琵琶湖の水深ごとの水温の年間変化を測定したデータから、フォールターンオーバーの正体がわかる。これ、必見です。

4. 湖の流れを決定するもの
湖の水流の決めるものは何だろう。風?川の流れ?それだけじゃ50点だな。実は意外な事実があるんです。   
                         
5. 小魚、稚魚の分布調査
ベイトフィシュはどこにいる?河川の岸タイプ別に魚種と魚数を調査。とりあえずアシ原からアプローチと思っているあなた、チェックです。
              
6. 魚の視力について
魚の視力ってどのくらいなんだろう。近眼?遠視?水の濁りや水中の明るさによっても、見え方は違うはずだよね。
             
7. ウイードについて考える
北浦のウイードエリアには妙な傾向があるのを知ってます?細長い北浦はなぜか東岸にだけウイードが広がっている。今回はその謎にせまる。

8.実験池におけるオオクチバスの釣られやすさに見られる個体差
バスの釣りやすさって個体差があるのかな?一度針がかりしたバスは学習して2度とルアーに掛からなくなるの?これを真面目に実験で確認した人がいるんです。
     
9.琵琶湖野田沼周辺におけるオオクチバスとブルーギルの胃内容物と糞中DNAによる摂餌生態の推定
Match the bait 釣りの基本であるこの言葉を実践するならば、まず敵を知ることが重要だ。今回の論文は琵琶湖のバスを解剖して胃の中に何が入っているかを詳細に分析した。

10.琵琶湖南湖の早春の水流と水温
湖の春はどこからやってくる?琵琶湖北湖と南湖の境界である琵琶湖大橋を中心に、密度流という聞き慣れない流れが生じます。それってなに?

11.コクチバスによって捕食されるウグイの最大体長
Big beit, Big bass. 言い尽くされた言葉だ。でも本当はバスはどのサイズのベイトを食べているんだろう。そしてバスはどのように捕食するんだろう。後ろからチェイスして一飲みだろうって? 普通そう考えるよね。でもどうやら違うらしい

12.ブルーギルの繁殖行動
今回は男と女のお話です。たぶん釣りには何の役にも立ちません。むしろ人生のお役に立てるのではないでしょうか?(嘘つけ!)

13.さくら湖(三春ダム)の水位低下がオオクチバスの繁殖に与える影響
春一番が吹く2月中旬、バス君はぼちぼち一大イベント:スポーニングの準備を始める。ではバスのスポーニングについての文献を調査し、バスがいつどこでどうやってスポーニングするのか、改めて調べておこう。

14.移植されたコクチバスの繁殖特性
いよいよ春の到来だ。バスはスポーニングに向かい行動を始める。では諸兄はバスのスポーニングについてどの程度知っているだろうか?どこにネストを作り、どういった行動を取るのか?確認しておこう。

15.滋賀県湖南地域における魚類の分布パターンと地形との関係
バスを求めて琵琶湖本湖から周囲の内湖やインレットにまで進出しようとしてる諸君、耳かっぽじってよく聞き給え。そんなところにランカーはいない。ブルーギルばっかだよ。と言う事を琵琶湖博物館さんが調べてくれています。

16.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 1
なぜ魚は針に掛かるとあんなに激しくファイトするんだろう。釣り人は自分勝手に考える。「それは魚が身を守るために、必死で逃げようとするから。」 本書の筆者はそうではない、それだけではないと結論付けた。魚は痛がっているのだ。

17.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 2
前章で魚は刺激に反応してそれをストレスと感じていることが分かった。では魚はそのストレスで苦しむという「意識」を持っているのか。本章では魚の心の中を覗き込もうとしている。

18.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 - 1
今回のテーマは我々バサーの原罪と言える。「在来魚種の減少はバスのせいなのか?」
霞が浦および北浦における過去の漁獲量、水質、施設環境の変化を調査し、漁獲量減少の原因を調査分析した結果は、巷で声高にアジテートされてきた事象とは異なる事実を明らかにしている。

19.霞が浦北浦における過去20年間の水産有用資源減少要因 に関する考察 - 2
前編に引き続き、霞が浦および北浦における漁獲量減少の原因を解析した。「バスが小魚を全部食っちまうからヘラなんてもういないよ。」 「霞のワカサギはバスに食われて絶滅だ。」 声高に叫ばれる外来魚根絶の根拠は、なんと的外れだったことか。

20.茨城県北浦のヨシ帯における魚類群集構造の季節変化
Match the Bait! 北浦のヨシ原に生息する魚類の種類と生息数を、季節ごとに調査した。そうか、そこはピンテールのダウンショットじゃなくて、ジグヘッドのパドルだったんだ。

21. 稚魚まで食べるブラックバスの駆除も“リバウンド現象”で稚魚が急増
琵琶湖内湖の小さな沼でバスの成魚を駆除したら、かえって子バスが増えて琵琶湖水産試験場が驚いたという、小噺みたいな話。アタリマエの事を悪魔の仕業のように書き立てる大新聞にイラっとする。

22.仮説:デカバスは子バス淘汰が生み出す
コロタオリジナルのビッグバス育成理論。当たるも八卦当たらぬも八卦だぁ! だから言っているんだよ。
「ネストは撃て!」

23.白樺湖における生物操作に伴う移入種オオクチバスの食性変化
風光明媚な白樺湖で行われていたのは、Bio-Manipulation 。なんとおぞましい響きか。バスを排除しようと躍起になっている生物学者様は一方でこんなことをやっていたのだ。所詮外来生物法なんて、人に都合が良いか良くないかが分かれ道なのだよ。

24.茨城県北浦の沿岸帯におけるチャネルキャットフィッシュの摂餌特性
たまにはナマズ釣りもいいよね。ひたすらジタバグを投げるのもいいが、本気で釣りたいならナマズ君の食性を知らなければ。基本は Big Bait, Big Fish ! なのだよ。

25.北浦の水層構造の数値解析
北浦における3次元手的な水流を数値解析により求めた。春から夏、そして秋へと移ろう季節で水はどう流れ、水温はどのようになるのか。バサーたるもの水温計くらいは持って行って、魚のいる層を考えながら釣ろうよ。

26.琵琶湖北湖における外来魚ブルーギルの繁殖生態
ブルーギルもブラックバスと同様、ネストを作り産卵と子育てをすることが知られている。これを詳しく調査するとバスとは違う特性も見えてくる。彼らはコロニーを作っているのだ。

27. 釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題
外来魚対策として琵琶湖レジャー条例により外来魚のリリースを禁止した滋賀県。それはどこを目指しているのか、この文献で垣間見ることができるのだが。その合理性のなさよりも何よりも、今の琵琶湖の漁業の実態を見せつけられてたじろぐ。それは方向性として間違っていないか?

28.プリスポーニングの傾向と対策
この編はスポーニングをめぐるこれまでのアーカイブのレビュー。なので新ネタはなしです。


       (続々追加中)

  
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