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プロフィール

ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

HP復活から

32.真夏のベジテーション攻略法は大間違いだった!

ラムサール条約湿地・片野鴨池の溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係
       ※1 田尻ほか,伊豆沼内沼研究報告8号,pp23-34(2014)

真夏のバス釣りは太陽との闘い。バスもバサーもお日様から逃れようと必死だ。そんな時、頼りになるのがべジテーション。でもマツモだろうがオニビシだろうが同じという訳ではなさそうだ。本文献をじっくり読んでみよう。

田尻らは、 ラムサール条約登録湿地である石川県加賀市の片野鴨池において,野外調査および採集した植物を用いた実験によって溶存酸素量の経時変化と水生植物の関係についての調査を行なった。実験を行った片野鴨池は多くの水鳥が飛来する自然の湿地で、周囲3km、面積10haほどの池である。隣接する下福田貯水池と水路で繋がっているが、下福田貯水池にはバスが多いが、池全面を水草で覆われた片野鴨池にはバスが少ないと言う特徴がある。
これを田尻らは、低溶存酸素状態に弱いバスの生態と関係があるものと推定して、水草と溶存酸素量の関係について調査した。

片野鴨池の地形と水草の生育地を図1に示す。東方の下福田貯水池から水路を経て流入があり、池のほぼ全面をオニビシ、クロモ、マツモ、ホソバミズヒキモ、ヨシ、マコモが覆っている。国内有数のガンカモ類の越冬地となっており、計10000羽近くのマガンやトモエガモが飛来し、1996年にラムサール条約湿地に指定されている。
生息している魚類にはモツゴ、タモロコ、ウキゴリ、コイ、フナの他、外来種であるカムルチー、ブルーギル、オオクチバスが確認されている。当然、バスは禁漁である。

32_図1
図1(※1より)

溶存酸素の測定は6月12日8月9日の2回、図1に示した定点1~6の地点で24時間にわたって記録した。定点1~6の水草の植生の概要を図2及び表1に示す。

32_図2
図2(※1より)

32_表1
表1(※1より)
いい感じだよね。朝一番に乗り込んで、図2の5)や6)のオニビシやハスの切れ目にテキサスを落としこもうか。1)のマツモをすり抜けてジグヘッドのグラブを泳がそうか。そんな事を考えるよね。しかし調査結果は意外なものだった。

図3に6月12日、図4に8月9日の溶存酸素量測定結果を示す。表層とは水深5cm、中層は水深1mを示す。表層の溶存酸素量は太陽による光合成に伴い日の出時刻から増えて行き、日没時に最高となった後、夜間は減り続けて日の出時には最低となる。
そして水深1mでは溶存酸素量は終始5mg/L以下。夜間の定点5に至ってはほぼ0だ。これが真夏の8月9日にはより極端になる。マツモの生い茂る定点1を除いては、どの地点も中層ではほぼ0だ。

32_図3
図3(※1より)

32_図4
図4(※1より)

そこで筆者は片野鴨池から水草を採集し、日照と溶存酸素量の関係を実験により確かめた。実験に用いた水草はオニビシ、マツモ、ホソバミズヒキモ。これらを分類して水槽に入れ、日照時間と溶存酸素量の関係を求めた。
結果を図5に示す。測定結果ではマツモ、ホソバミズヒキモを配した水槽の溶存酸素量は日照時間中に増加し、夜間に漸減するのに対し、オニビシの水槽の溶存酸素量は日照時間中にわずかに増加したものの、全体としては減少し続けるのだ。

32_図5
図5(※1より)

びっくりしたでしょ。オニビシって水中の酸素量を減らすんですよ。筆者はこれをオニビシの葉が水上に存在することから、日中に光合成により発生した酸素は空中に排出され、夜間に呼吸により吸収する酸素は水中から得ているためと説明している。

そう、植物は呼吸するんです。中学の理科で習いましたよね。植物は光合成により日中は二酸化炭素を取り込んで酸素を生成し、夜間は酸素を吸収する。総量として酸素を増やしているが、出しっぱなしって訳ではない。知っていますよね?
なので全体が水の中にあるマツモやホソバミズヒキモの周辺では日中に酸素量は増えるのに対して、オニビシの下では酸素量はむしろ減っていくのだ。これはオニビシに限った現象ではなく、水上に大きく葉を広げるハスやホテイアオイでも同様であろう。

そしてこれに追い打ちをかける様に「バスは低溶存酸素状態に弱い」という研究結果が見つかった。詳細は別章で述べようと思うが、オオクチバスはベイトフィッシュであるモツゴやヌマチチブに比べて低溶存酸素耐性が低く、低溶存酸素環境下ではベイトを追わなくなると言うのだ。つまり浮遊性の水草の下にベイトは居られても、バスは居られないことになる。

さあ大変! 今までのベジテーション攻略法は間違いだったのだ。もう一度整理する。
1)マコモ、マツモなどの沈水性の水草は昼間に酸素を放出し、夜間に酸素を吸収する。このため明け方には溶存酸素濃度は最低となり、時間を追うごとに酸素濃度は高まる。
2)オニビシ等の浮葉性の水草の下は低溶存酸素となる。特に早朝の中層以下では酸欠状態に等しい。
3)水面直下に比べ水深1mの中層の溶存酸素は1/5~1/10しかない。
4)8月の溶存酸素は6月の1/2に低下する。

これを釣りのタクティクスに落とし込んでみよう。
1)オニビシ等の浮遊性植物は敢えて狙わない。ベイトは居てもやる気のあるバスは少ない。それでもべジテーションを割ってバイトするバスを見たいのなら、夕方限定、トップ限定だ。
2)マコモ、マツモ等の沈水性植物の周辺は溶存酸素が多くベイトもバスもいる。でもねらうなら早朝ではなく夕方近くがいい。
3)水草を狙うならサーフェース。水底の溶存酸素は極端に低く、バスの活性も低くなる。水草の上側でノーシンカーのワームを漂わせよう。
4)真夏のベジテーションは敬遠する。太陽は避けられても溶存酸素は低い。

いやぁ知らなかったな。水草=酸素は豊富って思っていませんでした?
早朝のオニビシエリアでフロッグを投げていませんでした?
マコモの根本にダウンショットを落とし込んでいませんでした?
全部間違いなんだって。
溶存酸素量は水草だけではなく、風や水流等にも影響されるので、それらの条件もよく考慮して攻略エリアと攻略法を練るべし。

まだまだ知らない事が多いんだよ。勉強になるなぁ、ご同輩。

31.バスは何を元に行動しているのか?

前回の「30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する」では、
・バスは朝に岸に近付いていき、夕方に定置網周辺に帰ってくること。
・バスは岸と平行なラインをクルーズしていること。
・東北風が強く水温が急激に下がった時には岸に向かって移動していること。

が分かった。

無題


ではなぜ彼らはそのような行動を取っているのか。「なぜ」と言うよりも「どのようにして」その場所に向かうことができたのか?
考えてみてほしい。バスはGoogle Mapは使えない、たぶん。水上に出て望遠鏡で周囲を見回すこともできない、おそらく。彼らは自分の周りの水中を見て、匂いを嗅いで、水温を感じることはできる。でも情報はそれだけだ。あなたは自分がボンベをしょって琵琶湖の水の中にドボンと落されたら、バスと同じように岸を見つけたり、北風の影響のない所を探し出したりできます? なかなか難しいと思うよ。

30-Fig1.jpg

ではバスはどうやって、岸と平行なラインが分かるのか。
これは何となく理解できる。「岸と平行」と言うよりは「同じ水深のライン」を回遊しているのだろう。基本的に水底を好むバスが同じ水深の岸沿いに回遊することは容易だ。彼らは側線という優秀な圧力センサを持っているのだから。

ではなぜ冷たい季節風の中、岸に向かって移動したのか。同論文では、岸方向に移動したらしいことまでは分かったが、最終的にどこに行ったのかまでは分からない。ならば推察しよう。「3.琵琶湖における水温、水流の年間変化」で紹介したように、12月の琵琶湖の水温は表層から底層までほぼ同じ水温となっており、10℃を下回っている。もちろん気象状況により微変動はするので、強い季節風により表層がより冷やされる日もあるだろう。しかし水深の深い琵琶湖で、より深い水底の水温がバスが好むような高い温度でいる事はない。バスはより高い水温を求めて岸に移動したのだ。おそらくは日光を浴びる事ができる浅瀬で、しかも季節風の避けられる岬の陰になる所を目指したのだろう。本論文の調査地域であれば下阪本の大宮川河口の岬か、マリーナが並ぶ地域か。

どうして? どうしてバスはそこが温かい水域だと分かったのか? 本論文のサンプルバスである Fish ID 105 が夜を過ごす定置網の位置から、大宮川河口までは500m。いくら水温に敏感なバスとはいえ、500m離れた水域の水温が高いことを体感することはできないだろう。ではなぜバスは決まったように季節風の強い日に岸を目指すことができたのか?

「記憶」
それしかない。彼は大宮川河口の南側、あるいはマリーナの中が温かく、ひょっとしたらお食事にありつけるということを憶えているのだ。毎日朝に岸に向かって移動するのも同じ。岸に近付けば温かく、しかもベイトがいるという事を憶えていて、そのような行動を取っているのだ。

逆に Fish ID 106 のバス君は同じ水深のラインをクルーズしていた。これも恐らくは彼独自の「記憶」によるものではないだろうか。ターゲットはワカサギ。水深4mラインを回遊してきたワカサギの群れに当たっておいしい思いをしたバス君は、この季節にはここを狩場と決めているのだ、きっと。

ワカサギ

魚類の記憶については「17.「魚は傷みを感じるか?」 分析編 - 2」でも魚がちゃんと記憶をしていることが示されている。餌を食べ身を守る術はちゃんと身に着けているのだ。

つまり一筋縄ではいかないと言う事だよ。十羽一絡げの魚じゃないよと言う事だよ。
彼ら以上には考えないと、なかなかいい夢は見られないのさ。

30.琵琶湖のバスの行動パターンを追跡する

Habitat Utilization of Largemouth Bass around a Set Net (Mitsunaga et.al., Fisheries Engineering, Vol.41 No.3 2005)より

「夏のバスは流れを好む。」
「秋のバスはベイトを追って動き回る。」
「冬のバスは深場でじっと動かない。」 云々・・・
バスの行動を巡って喧々諤々だ。バスが釣れたから?魚が見えたから?魚の生態を考えて?etcetc... 実は誰も実際に見ちゃいない。だったらバスの行動を直接的に追跡すればよい。今回紹介するのは、前回「29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊」で行われた方法で、琵琶湖のバスの行動を追跡した論文だ。心して聞かれよ。

近畿大学のMitsunagaらはオオクチバスの時空間的位置をバイオテレメトリーによりモニタリングし、定置網に対する行動を明らかにした。
サンプルのオオクチバスは4尾(全長34~37cm 表1)を用い、腹腔内にコード化超音波発信機(Coded-V85C, VEMCO社製)を埋め込んで再放流した。発信機は直径8㎜、長さ20mm、重さ2g、電池寿命54日。

            表1
30-Table1.jpg

図1に示した琵琶湖南部の下坂本沖の定置網に3台の受信機(VR2, VEMCO社)を設置した。受信機は図1に楕円形で示した受信範囲内にいる発信機のコードを解読し、時刻と個体番号を記憶する。受信範囲は半径約250m。図1に示された楕円の最も岸よりがReceiver-1、沖よりがReceiver-3となる。同時に流速と水温も記録した。サンプル魚4尾は2002年12月3日に図1のReceiver-2付近で放流された。

30-Fig1.jpg
             図1

2002年12月3日より50日間行った測定における、Fish ID 105の測定結果を図2に示す。図中の黒い線の時刻に当該サンプル魚が、各々の受信機の受信範囲内にいたことを表している。これを具体的に見ていくと
①試験開始の12月3日に3つの受信機で黒線が認められるのは、全ての受信機の受信範囲すなわちReceiver-2の中心部付近にサンプル魚がいた事を示している。
②12月4日には沖にあるReceiver-3の黒線が途切れている事から、サンプル魚は岸方向に移動した事が分かる。
③12月11日には全てのReceiverから通信記録がなくなった事から、サンプル魚は定置網から遠ざかった事が分かる。

30-Fig2.jpg
         図2

同様にFish ID 106の測定結果を図3に示す。
30-Fig5.jpg
         図3

このように見ていく事で、サンプル魚の行動を読み取る事ができる。その結果を私の考察を交えて記す。
(1)バスは昼間に定置網から遠ざかり通信が途絶えた後、夜間に再び定置網に接近する。
夜を定置網付近で過ごしたバスは、朝に岸に近付いていき、夕方に岸方向から再び定置網に戻ってくる傾向があると考えられる。
(2)受信回数が激減したことが4回あった(12月10日,1月4日,9日,27日)。この直前には北東の風が強く吹き、南西の流れが強くなり、水温が低下していた。受信信号が消える前にはReceiver-3(沖の受信機)から受信できなくなり、信号が復活する時にもReceiver-3が最後に復活した。
これはバスが岸方向に移動し受信圏外に去ったことを示すと考えられる。北東の季節風が強く水温が急激に下がった時、バスは岸方向に回避しているようだ。
(3)Fish ID 106の動きに注目すると、Receiver-2(中央の受信機)を中心に動いている。
これはバスが岸と平行に移動している事を示唆している。
(4)4尾のうち1尾は岸方向に遠ざかり戻ってこなかった。1尾は沖方向に遠ざかり戻ってこなかった。
サンプル魚4尾は全てこの定置網付近で捕獲したものだが、そこに居つくバスもいれば、どこかに回遊していくバスもいる。これは「29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊」で紹介したスズキの行動パターンに似ている。

真冬の実験であったが、水温10℃以下の中でもバスは活発に移動していた。そこで見せたバスの行動パターンは、釣りの上で大いに参考になるものだった。

29.関西空港護岸域のスズキの移動と回遊

「超音波バイオテレメトリーを用いたスズキの移動と回遊の記録」
    (平岡ら,水産学会誌 69(6),910-916(2003) )

今回の論文もなかなか興味深い。バスではない、シーバスだ。関西空港周辺で採集したスズキに小型発信機を取り付け、放流後の回遊をトレースしたのだ。
スパイ映画でお馴染のシーンが既に海の中で行われていたのだ。スズキは食餌や産卵のためにいつどこへ行くのか。そこに何等かのパターンがあるのか。ならばどこへいつ釣に行くべきか。大きなヒントが得られるはずだ

(黒字:原文 青字:ころた)

29-Fig1.jpg
実験に用いたサンプルのスズキは関西空港東側護岸のタンカーバースでルアー釣りにより採集した。これを開腹し腹腔内に超音波コード化発信機を埋め込む。大きさは8.5×25mm、重さ2.2g。発信機からは90秒ごとに超音波信号が発され、これを関西空港周辺に設置した10台の受信機で受信し、いつどの個体が近づいたかが記録される。

29-Fig2.jpg

実験は2回にわたり実施され、2001年8月30日に9個体、同11月16日に11個体を放流した。試験個体の体長は435~740mm、体重は640~3270gであった。

29-Fig4.jpg

結果はFig.4のように表示される。例えばF5という個体はStation-5から放たれたが、すぐに6-7-8-9-10と移動していき、その後は受信エリアから離れてしまった。F6の個体はしばらくStatrion-6に留まった後、受信エリアを離れ、10月になって再び空港周辺に戻って来たが、その後は護岸を離れた。F7は空港周辺の移動を繰り返しているが、受信エリアを離れることなく空港周辺に居ついていた。このように放流後に空港周辺の受信エリアを離れて行った個体が10体、ほぼ空港護岸域周辺に居ついていた個体が同じく10体あった。

遊漁者の間ではスズキには一地点に留まる「居着型」と、広範囲に移動する「回遊型」の2つの行動パターンがあると言われている。護岸域に留まった個体において、小潮期に複数個体が沖合へと移動する傾向と、寒波,低気圧の到来に一致した沖合への移動が見られた。この行動パターンから、小潮期には餌料生物であるイワシ類、アジ類、イカナゴなどが空港護岸域に回遊しないため、スズキは沖合へ索餌のため移動したと推測される。

大阪湾でのスズキの産卵期は11~2月、盛期は12月下旬~1月中旬であり、産卵場所は大阪湾南部、西部の比較的外洋水の影響の強い海域とされている。1月上旬の複数個体が護岸域を離れている時期はこの産卵盛期である。1月上旬に見られた沖合への移動は、低気圧の通過、寒波の襲来に伴う混合により生じた急激な水温変化に誘発された産卵回遊であることが考えられる。

29-Fig7.jpg

以上は大阪湾のスズキの回遊についてだが、東京湾でも同様の生態を示していると考えられる。これまでをまとめると次のような戦略が立てられる。
・居付型のスズキと回遊型のスズキがいる。
・回遊型のスズキの内にもFig.4に示したF6のように、休息のために護岸域に立ち寄る個体もある。
・居付型のスズキでも、小潮期には護岸域を離れ沖合に移動する。
→ 岸からスズキを狙うなら、小潮は避けよ。
  逆にボートなら、スズキは居付型も沖合にベイトを追って来ている。ベイトの群れを見つけられればチャンスだ。
・1月の産卵期は湾入口の外洋水の影響の濃いの産卵海域に移動するが、それは低気圧の通過や寒波の襲来に喚起される。
→ 1月の低気圧時は家でおとなしくしていた方がよさそうだ。

バイオテレメトリー、恐るべし。もっと色々な魚でやってくれないかな。特にバス。で、探してみたら、あったよ。バスのテレメトリー論文。でもね英文なんだ。ちょっと読み解くのに時間が掛かるな。
という事で、次回のココロだぁ~。

28.プリスポーニングの傾向と対策

さあ春だ!(と言いつつ今日は大雪の春分)
こんな日こそ過去の文献を見直して、来るべきシーズンの戦略を練ろうではないか。という事で今回はアーカイブ見直し編。過去に紹介した文献から、この季節に参考になるものを再確認しよう。アンダーラインの文言をクリックすればリンク先の文献に繋がる。

まずは「10. 琵琶湖南湖の早春の水流と水温」。
早春の琵琶湖の水温と水質からプリスポーンの狙い処を推理した。湖の水流をマクロに見ると、意外な着眼点が見つかる。[密度流]なんて言葉、知っていた?他の湖でも参考にされたし。
akaino2.gif

ダイレクトにスポーニングエリアについて知りたければ、「14.移植されたコクチバスの繁殖特性」が参考になる。
ここでは長野県青木湖および野尻湖で行ったスモールマウスバスのネストの位置について。傾向を分析した。スポーニングに向かうバスを狙うにも、ネストに居つくバスを撃つにも参考になる。

じゃあスポーニングに入るのはいつ?という問いに対しては、「13.さくら湖(三春ダム)の水位低下がオオクチバスの繁殖に与える影響」を参照すべし。
スポーニングのよりミクロな狙い処が分かる。当然のことながら、釣りに行くには、そしてターゲットのエリアを絞り込むには、水温と気温がキモになる。

ベイトという観点からは、「20.茨城県北浦のヨシ帯における魚類群集構造の季節変化」にも着目してほしい。
プリスポーンのバスの乱食いエリアを特定できるし、Match the bait の参考にもなる。
20-Fig1.jpg

そんな文献を参考に、私ことロッキンチェアーアングラーは釣りに思いを巡らす。「ロッキンチェアアングラー 常陸利根川釣行計画を練る」みたいにね。
特に今日みたいにとてもじゃないが実釣には行けない日には最適だ。

皆さんもいかがです? そんなせこいマネはしたくない? あ~君らはまだまだ釣りを極めていないね。
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