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ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

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ロッキンチェアー アングラーの1日

 ロッキンチェアー アングラーという言葉をご存知だろうか。普通は年老いた釣り人がベランダの揺り椅子に座りながら、釣りをしていた頃を思い出して考えを巡らすといった意味だが、私の場合もまさにロッキンチェアー アングラーだ。まだバリバリ現役のつもりだけど、実際に釣り場に出かけられる回数はぐっと減ってしまったので、頭の中だけで釣行する。どうやって?ご紹介しよう。

 まずは釣り場と日時を決める。当然だ。例えば2月最後の日曜日、北浦で午前6時スタートとしよう。すると気になるのは天気、これも当然だ。でも私の場合、当日の天気が気になるのではない(気になるけど)。ここ1ケ月の天気と気温をまず調べる。2月末といえばバスはもうスポーニングを意識している。それがどの程度か、どの段階にあるかを、気温の変化、降水、風、日照から推理していく。
 次にこの1年間の大まかな気象を調べる。去年の夏は暑かったか、秋の台風は多かったか、冬の雪は少なかったか。データは気象庁のHPから、各県の詳細データが参照できる。 2016年であればご記憶の通り、8月9月にまとまって台風が来て、短期間にまとまった雨が降った。夏は暑かったように思っていたが、記録としては夏日、真夏日とも平年より少ないくらいだったのだ。そして日照時間は少なかった。

 さあ、ここからが推理ゲームだ。作夏の台風はバスにどのような影響を与えたのか?その時にじゃなく、今年のスポーニングにだ。ここで地図を広げる。と言っても今ならネットからいくらでも詳細な地図、航空写真等が閲覧できる。yahoo地図には水路図なんてのもあって、私を助けてくれる。便利な世の中だ。では北浦の水源はどこで、流域はどんなことろなのか。山が近く新鮮で豊富な水が供給されてくるのか。逆に短く平坦な中小河川が多いのか。都市排水は?農業用水なのか?工場は近くにあるのか? 流れ出しはどうなっているのか。ダム湖のように魚類的には孤立しているのか?あるいは緩やかな大河に連なるのか。河口が近く汽水域を含むのか。
 北浦の場合、水源地は筑波山の北側の鐘転山という218mの山付近になる。そこから鉾田の流れ込みまで約30km。その他にも多数の河川が流れ込むが、いずれも短い。そして北浦自体も非常に浅く、最大水深7m、面積36平方kmだ。そして鹿嶋市で鰐川を経て外浪逆浦、常陸利根川、最後は利根川と合流し銚子で鹿島灘に注ぐ。かつては汽水湖であった北浦だが、利利根川河口堰完成後は淡水湖となった。 そして周囲には多くの畑、特徴的なのは蓮根畑だ。生活排水や工場排水は比較的少ないだろう。

 ここまで調べるのだって何時間も掛かるよ。ねっ、結構おもしろいでしょ。空想釣行。

(もう遅いから、また明日)
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