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Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

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アカゲザルの交雑種駆除について、再び考える

千葉県でアカゲザルの混血種57頭を駆除 : これじゃナチスだ」 で触れた交雑種駆除について、再び問いたい。

Yahoo Newsの「保護されるサルと殺されるサル 交雑種57頭はなぜ殺されたのか」でもよく考察されているので、こちらも参照してほしい。この記事では高宕山自然動物園のオリの中の交雑種については特定外来生物法上、飼育は禁止されていることから駆除するしかなかった、との立場を取っている。ではその法の立ち位置自体はどうなのかと言うと、在来種保護、外来種による経済的デメリット(サルによる田畑食害等)、それの駆除に必要となる経費との対比で解説している。そして結論としては(結論にはなっていないが)、価値観の多様化に即するようなモザイク的な自然・社会があってもいい、と結んでいる。

それぞれの記事には大いに納得する。アカゲザルとニホンザルの生息域拡大の事情も含め、非常にまとまった記事だ。しかしながら私的には、やはりヒューマニズムという観点が不足していると思えてならない。すなわち「命の重さ」である。
特定外来生物法のいう「飼育の禁止」がイコール「殺処分」となってしまう短絡的思考回路しか持たない行政の態度にはいつもながら辟易とさせられるが、それを実行する(少なくとも処分に送り出す)のは動物園の飼育係だ。毎日、子供達が笑いながらサルを見学していた飼育舎で、サル達を育てていた飼育係だ。彼らの無念さは如何ばかりか。そしてそのニュースを聞いた子供達の思いは・・・。ここはやはり避妊手術に留めるべきだった。それを許さない法と行政は責められるべきであろう。

記事では全国にいついてしまった外来種の完全駆除の難しさ、それに要する費用の莫大さに触れている。そして根絶が難しいのなら、間引きによる数減らしも方法だと述べている。
ではバスなどの外来魚種についてはどう考えるべきであろうか
我々の問題だよ、諸兄々!
          (後半に続く)

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