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ころた

Author:ころた
芦ノ湖と相模湖にしかバスがいない頃にルアーを始めた。師匠は常見忠、開高健(心の師匠ね)。吉田幸二よりは若い、ちょっとだけ。
30数年間の技術者としてのサラリーマン生活を終え、いまや悠々自適(と言うほど余裕はない)。技術者の悪い癖で理屈ばかりにやたらうるさい。当然、釣りも理屈詰めとなる。よって頼りにしたのは科学文献。文献検索を重ね魚類や湖、その植生などを紐解くと、出るは出るは面白情報の山。その一部をおすそ分けします。

HP復活から

池の水ぜんぶ抜く。。。で、その後は?

毎度おなじみテレビ東京の「池の水ぜんぶ抜く」。
今年も正月からやっていたね。今や名物番組だ。
人工的な池のかい堀自体は悪いことじゃない。溜まったヘドロを定期的にきれいにして、再び魚たちを池に戻す。なんて素敵な行為なんだ。

しかし何だかネットが騒がしい。どうやら11月放映で長崎の公園の池から大量のボラが出てきて、それらを全て殺してしまったらしい。その数3000匹!
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この番組では毎度毎度、ブラックバスブルーギル、カミツキガメなどの外来生物を捕獲し、まとめて処分することが目玉となっている。番組にボランティアで参加する子供たちにもそれらの生物が悪魔の手先のように紹介され、実際に殺処分するため水のない桶に放り込まれていく。
この回のボラについては殺処分するつもりはなかったようだが、逆に大事に再放流するつもりもなく狭い水槽にすし詰めにしたものだから、ほとんどの魚は死んでしまったらしい。
番組の様子はこちらから。

この問題は文春オンライン等のネットニュースでも取り上げられ、保護団体等から批判を浴びていて、テレビ東京、池の掃除を依頼した大村市、それを受けた専門家が責任のなすり合いをするという微笑ましい光景が展開されている。別にその責任の流れ着く先などに興味はない。

気に障るのが生物の扱い方だ。それはボラだろうが外来生物だろうが一緒。生きとし生けるものに対するリスペクトがなさすぎるのだ。文春オンラインでコメントしているNPO法人「おさかなポストの会」の代表も言っているように、せめてその生を活かせないものなのか。
この番組のような趣旨で捕獲された外来生物を、大事に再放流しろとは言わない。しかしその生を活かすことはできるはずだ。可能ならば人が食べればいい。食べられなければ他の動物の餌にするのもいい。そうやって生を循環させることが自然なんじゃないのか。
そこに生きていることが人間にとって不都合な生物は打ち捨てられていいのか。ゴミ箱に捨てて焼却処分するのは、生物を冒涜するに等しい。それは外来生物だって同じ。そこに生きている魚や動物に何の罪があると言うんだ。

これはバスの再放流禁止にも言える。琵琶湖にある外来魚回収ボックスも同じ。滋賀県の水産課によれば、釣り人の再放流を禁じて集めたバスやギルは魚粉にして養殖魚の飼料にしているらしい。

ちゃんとそれが実施されているのなら、私的にはギリギリ許容範囲かな。
でも琵琶湖のバスなら食べたらいいんじゃないの?
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